日本ハムの杉谷拳士内野手が27日の西武戦の打撃練習中に西武プリンスドームのウグイス嬢に“口撃”された。■西武プリンスでウグイス嬢の“口撃”続く 日本ハムの杉谷拳士内野手が27日の西武戦の打撃練習中に西武プリンスドームのウグイス嬢に“口撃”さ…

日本ハムの杉谷拳士内野手が27日の西武戦の打撃練習中に西武プリンスドームのウグイス嬢に“口撃”された。

■西武プリンスでウグイス嬢の“口撃”続く

 日本ハムの杉谷拳士内野手が27日の西武戦の打撃練習中に西武プリンスドームのウグイス嬢に“口撃”された。

 2014年のシーズン終盤から始まった西武広報・鈴木あずささんによる「杉谷イジリ」。西武プリンスドームから近い練馬区・大泉学園出身の杉谷の依頼で始まった名物アナウンスだが、優勝マジック1と緊迫したムードの中でも関係なかった。

「みなさん、ご注目ください。ただいま打撃練習を行ってますのはベンチでも実力発揮中の杉谷拳士選手です。スタンドの皆様にお願いがございます。大泉西中出身の杉谷拳士選手が打撃練習しておりますが、鋭い打球、または控えめな打球が飛んでくることがございます。油断されますと大変危険です。杉谷拳士選手の打球でもご注意ください」

 また、「ポストシーズンはMVPをとってみせます。みなさん、どうぞご期待下さい」と異例ともいえる“MVP指令”も飛び出し、打球がスタンドインするとすかさず、「杉谷選手、ホームランでございます」とアナウンスされた。

 日本ハム・栗山監督の胴上げを期待し、試合開始1時間前から球場入りしたファンは大喜び。杉谷は練習後、バックネット裏のアナウンス室にいる鈴木広報へ深々と頭を下げた。4年ぶりのリーグ優勝がかかった大一番。この大声援を力に変え、自力Vを決めたいところだ。