新型コロナウイルスの影響により、4月20日の週まで(4月26日まで)中断が発表されたATP(男子プロテニス協会)ツアーおよび下部大会にあたるATPチャレンジャーツアー。その中断決定を受けて、西…

新型コロナウイルスの影響により、4月20日の週まで(4月26日まで)中断が発表されたATP(男子プロテニス協会)ツアーおよび下部大会にあたるATPチャレンジャーツアー。その中断決定を受けて、西岡良仁(日本/ミキハウス)がTwitterにコメントを投稿した。

西岡は自身のTwitterで「6週間大会キャンセルとなりました。この長い期間日本にいる事が珍しいので面白い事をやって行きたいと思います」(原文ママ)と、異例の事態にも前向きに気持ちを切り替えようとしている様子だ。

そして「是非コメントでどんなことして欲しいかのリクエストあればコメントください。参考にさせて頂きます。皆さんも体調管理には十分気をつけてください」とユーザーに呼び掛けている。

また、別の投稿ではユーザーに「今ってテニスコートは使用出来てるんですか?スクールはまだやってると聞いているのですが、部活動は休止中ですよね」と質問しており、様々な活動を模索しているように見える。

ネット上の活動においてはTwitterやInstagramだけでなく、YouTubeチャンネルも持ち積極的な情報発信を行っている西岡。今後どのような活動をしてくれるのか楽しみだ。

なお、ツアーは今回の中断措置が直ちに有効となり、開催中だったATPチャレンジャーツアー2大会も途中で中止することとなった。

この発表により「ATP1000 マイアミ」、「ATP250 ヒューストン」、「ATP250 マラケシュ」、「ATP1000 モンテカルロ」、「ATP500 バルセロナ」、「ATP250 ブダペスト」の6大会は中止となる。

4月27日より開催予定の「ATP250 エストリル」、「ATP250 ミュンヘン」からツアーは再開予定となるが、これも状況次第によって変更となる。

また先に中止が決定していた「ATP1000 インディアンウェルズ」に続き、今回新たにATPツアー6大会の中止が決定したため、通常ルールでは選手にとってはランキングポイントに大きな影響が出る。ATPはこの影響を現在調査しており、措置があれば決まり次第発表するという。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)