韓国・ソウルで開催された 「韓国オープン」(WTAインターナショナル/9月19~24日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、世界ランク90位で24歳のララ・アロアバレーナ(スペイン)が第5シードのモニカ・ニクレスク(ル…
韓国・ソウルで開催された 「韓国オープン」(WTAインターナショナル/9月19~24日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、世界ランク90位で24歳のララ・アロアバレーナ(スペイン)が第5シードのモニカ・ニクレスク(ルーマニア)を6-0 2-6 6-0で下してキャリア2度目のツアー・タイトルを獲得した。
第1セットを全速力で駆け抜けたあと2度ダブルフォールトをおかしたアロアバレーナは、第2セットの第4ゲームを献上した。ニクレスクはこのチャンスを生かして、セットカウント1-1に追いついた。
だが、アロアバレーナは第3セットの出だしに素晴らしいロブを放ってブレークを果たすと、そこから試合の流れを自分に有利な方向へと変えた。
ニクレスクはマッチポイントを一度しのいだが、それは不可避のものを遅らせたにすぎなかった。アロアバレーナは結局6-0で最終セットを締めくくって勝利を決め、4年前にボゴタのクレーコートでつかんだタイトルにもうひとつ新しいトロフィを加えた。
ダブルスでは第2シードのキルステン・フリプケンス(ベルギー)/ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)が大前綾希子(島津製作所)/ピアンタン・プリプーチ(タイ)を6-2 6-3で下して優勝した。(C)AP(テニスマガジン)