日本時間12日、4月14日からハンガリーで開催予定だった「フェドカップ」決勝ラウンドおよび、4月17日から世界各地で開催予定だった「フェドカップ」プレーオフを、新型コロナウイルスの影響のため延…

日本時間12日、4月14日からハンガリーで開催予定だった「フェドカップ」決勝ラウンドおよび、4月17日から世界各地で開催予定だった「フェドカップ」プレーオフを、新型コロナウイルスの影響のため延期することを大会公式サイトが発表した。

これに伴い、大阪府のITC靱テニスセンターで開催が予定されていた日本対ウクライナのプレーオフも延期となった。現時点では決勝ラウンドおよびプレーオフの代替日程は決まっていない。

選手にとって「フェドカップ」への出場回数は、「東京オリンピック」への出場条件に関わる。ITF(国際テニス連盟)は今回の延期を踏まえて、IOC(国際オリンピック委員会)と連携して出場条件について対処するという。

ITFのデビッド・ハガティ会長は「この決定を下すことは非常に残念だ。しかし選手や監督、スタッフ、観客の安全を危険にさらすことはできない。この決定は簡単に下されたのではない」とコメントしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「フェドカップ」予選ラウンドでの大坂なおみ

(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)