「ATP1000 マイアミ/マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月24日~4月5日/ハードコート)の主催者は、新型コロナウイルス感染拡大に関する懸念はあるが、現時点ではトーナメントを2…

「ATP1000 マイアミ/マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月24日~4月5日/ハードコート)の主催者は、新型コロナウイルス感染拡大に関する懸念はあるが、現時点ではトーナメントを2週間後に予定どおり実施すると述べている。英Sky Sportsが伝えた。

「ATP1000 マイアミ/マイアミ・オープン」は、40ヶ国以上の選手たちが参加する2週間のトーナメント。その前に行われる予定だった同規模の「ATP1000 インディアンウェルズ/BNPパリバ・オープン」は、南カリフォルニアでの新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催直前になって中止が発表された。

その中止が発表された時、多くの選手たちはすでに現地入りして練習を始めていた。

マイアミ大会の主催者は「予定どおり開催の準備を進めている。安全性が最優先事項であることに変わりはない。大会の開催に向けて地域、州、連邦当局および保健機関と共に、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の状況を注視している」という声明を発表。

昨年の同大会には、約40万人の観客が来場している。

ATP会長アンドレア・ガウデンツィ氏は、今現在インディアンウェルズ大会以降のATPツアーのスケジュールに変更はないが、大会の安全性を維持するためにあらゆる選択肢を視野に入れていると語った。

「選手たちや大会関係者らと密接に連携しながら、地元の公衆衛生当局からの指示を仰ぐ必要があることも理解し、日々状況を確認している」ということだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年の会場

(Photo by Julian Finney/Getty Images)