第8戦の舞台となったのは9月に大型台風によって甚大な被害を受けた糸魚川のシーサイドバレースキー場。他のレースが中止の決断を与儀なくされる中、1カ月かけて復旧作業に取り組み、無事開催することができた。金曜までは雨天が続いていたが、開催日の土日…
第8戦の舞台となったのは9月に大型台風によって甚大な被害を受けた糸魚川のシーサイドバレースキー場。他のレースが中止の決断を与儀なくされる中、1カ月かけて復旧作業に取り組み、無事開催することができた。
金曜までは雨天が続いていたが、開催日の土日、9月24~25日は晴天に恵まれて気温もあがり、熱中症の心配すら必要な天気だった。さらに雨の影響でコースコンディションは悪化。
最上位のCOMP GPカテゴリーAA1クラスは小池田猛が1140ポイントでランキングトップ。2位に1000ポイントの斉木達也が追う。
まずスタートで飛び出したのはいつも通り斉木達也だった。今回はマシンをほおのき、栗子と使用したKTM 250SX-F Factory Editionから、鈴蘭まで使っていた250SX-Fに戻しての参戦だ。1周目をトップで戻ってきたのはやはり斉木。そしてすぐ後ろに小池田が続いた。後ろ少し開いて、今大会からYZ250XでAA1クラスにエントリーした鈴木健二。続いて山本浩史、渡辺学という順位だった。
4周目あたりから斉木と小池田は抜きつ抜かれつの接近戦を繰り広げた。それでも斉木は5周目までトップを守り、給油のためにピットイン。すると後ろを走っていた小池田はピットインせずに6周目に突入しトップに立った。ここで斉木が不運にもフロントタイヤのパンク。小池田がそのまま逃げ切って鈴蘭から4連勝をマークした。
斉木はパンクしたままレースを続け、2位でチェッカー。3位は渡辺学。久しぶりにAA1に参戦した鈴木健二は6周目でリアブレーキトラブルのためリタイヤとなった。
FUN GPカテゴリーではほおのき、栗子と連勝していた14歳の保坂修一を抑えて、レジェンド山本正が今季初優勝を飾った。また、FUN-WAクラスでは菅原悠花が第2戦から7連勝、FUN総合でも4位に入る素晴らしい走りを見せて、AAGPを残してシーズンチャンピオンを決めた。
AA-1スタート 斉木達也吉田悠太
小池田猛吉田悠太
渋谷清幸吉田悠太
BANZAIクライム吉田悠太
斉木達也吉田悠太
斉木達也ジャンプ吉田悠太
菅原悠花吉田悠太
山本正吉田悠太
渡辺学吉田悠太
保坂修一吉田悠太