3月11日より開幕する「ATP1000 インディアンウェルズ(男子)/BNPパリバ・オープン(女子)」。開催にあたっての新型コロナウイルス対策の内容を大会公式サイトが発表した。世界的に無観客試…

3月11日より開幕する「ATP1000 インディアンウェルズ(男子)/BNPパリバ・オープン(女子)」。開催にあたっての新型コロナウイルス対策の内容を大会公式サイトが発表した。世界的に無観客試合が増えているが、同大会は予定通り観客を入れて行われる。

ただ、チケット購入者は払い戻しおよび、2021年のチケットに引き換えることが可能となる。今回発表された対策の内容は以下の通り。

・250以上の手指消毒スポットの設置

・選手はコート上で自身でタオルを管理し、ボールキッズはタオルに触れない。コート後方にタオルを置く用のイスを設置し、試合中はそれを使う

・ボールキッズは手袋を着用する

・レストランや商品供給のスタッフは手袋を着用する

・入口でチケットを確認するスタッフは手袋を着用する

・マスクは応急処置や使用を必要とする場合のため、医療関係者用に確保する

・選手とファンの交流を制限する

・施設全体を毎日消毒し、清潔に保つ

・地元病院とCDC(アメリカ疾病予防管理センター)と協力し、症状がある人全員を検査する

インディアンウェルズがあるアメリカ・カリフォルニアは、4日に緊急事態宣言が出されたばかり。同大会には西岡良仁(日本/ミキハウス)、大坂なおみ(日本/日清食品)が出場を予定している。また本戦の前に行われる予選にも杉田祐一(日本/三菱電機)らが出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年の会場の様子

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)