男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(日本・兵庫/3月6日~7日/室内ハードコート)日本対エクアドルの第1日。第2試合シングルスで、世界90位の内山靖崇(日本/北日本物産)が世界2…

男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(日本・兵庫/3月6日~7日/室内ハードコート)日本対エクアドルの第1日。第2試合シングルスで、世界90位の内山靖崇(日本/北日本物産)が世界276位のロベルト・キロス(エクアドル)と対戦。内山が6(4)-7、6-2、6(8)-7で敗れ、日本は0勝2敗の崖っぷちに立たされた。

第3セットはキロスのサービスゲームからスタート。セットカウント1-1で迎えた第3セット、ここも両者がサービスゲームをキープし合う展開が続いた。

しかし第8ゲームで内山は0-40とされ、大きなピンチを迎える。プレッシャーの大きい中、3本しのいでデュースに持ち込むと、大きな声とガッツポーズが内山から出た。デュースで落ち着いてしのぎ、キープした内山。この大きなキープには日本代表チームも総立ちで歓声を送った。

続く第9ゲームでは逆に30-40とチャンスを作ったが、ここはキロスにしのがれ、ブレークすることはできなかった。

ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでミスの続いた内山は、0-40とマッチポイントを握られる。両者プレーが硬くなったものの、ここも内山はしのいだ。

そして第3セットはタイブレークへ。内山は1ポイント目でミニブレークに成功するも、6ポイント目で返される。そして最後は取り切ることができず、日本は崖っぷちに立たされた。

第2日はダブルス1試合とシングルス2試合が行われる予定。先に3勝を挙げた方が勝利となり、11月にスペイン・マドリードで行われる決勝ラウンドへ進出することとなる。

決勝ラウンド進出をかけた大事な第2日は、明日の11時から行われる。テニスデイリーでは無料で速報を行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年の「デビスカップ」での内山靖崇

(Photo by Alex Pantling/Getty Images)