男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(日本・兵庫/3月6日~7日/室内ハードコート)日本対エクアドルの第1日。第1試合シングルスで、世界117位の添田豪(日本/GODAI)が世界1…

男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(日本・兵庫/3月6日~7日/室内ハードコート)日本対エクアドルの第1日。第1試合シングルスで、世界117位の添田豪(日本/GODAI)が世界151位のエミリオ・ゴメス(エクアドル)と対戦。添田が5-7、6(3)-7で敗れ、日本は黒星スタートとなった。

第2セットも添田のサービスゲームから。第1セットを5-7で落とした添田は、第1ゲームをラブゲームでブレークされた。しかし、続く第2ゲームで見事なウィナーを見せてチャンスを作り、0-40と3本のブレークポイントを握った。2本はしのがれたが、続くプレーで添田がリターンエースを決めてブレークバックに成功。大きなガッツポーズが出た。

ところが、添田は第3ゲームでもラブゲームでのブレークを喫してしまう。これで序盤3ゲームはお互いにブレークし合い、添田が1ブレークダウンとなった。

徐々に調子を上げてくるゴメスに対し、添田も必死にボールを追ってチャンスを作る。第4ゲームでもデュースからブレークポイントを握ると、ここでゴメスがダブルフォルトをし、添田がブレークバックに成功。ゲームカウント2-2のイーブンに戻した。

ブレーク直後の第5ゲーム、添田は落ち着いたプレーでラブゲームでキープ。流れを自分に引き寄せようとする。

第7ゲームで、添田は0-40とまたもピンチを迎える。しかしここから一気に追い上げてデュースに持ち込み、キープ。ピンチをしのいだ添田に日本ベンチからも大きな歓声があがった。

第1セットではファーストサーブの成功率が55%だった添田だが、このセットでは第9ゲームを終えたところでは68%と、調子を上げてきている。

第12ゲームでは、相手のサーブでセットポイントを握るも、ここはしのがれタイブレークにもつれた。しかし、タイブレーク序盤で3ポイント連取されると追いつくことができず、日本は黒星スタートとなった。

この後は第2試合シングルスとして、内山靖崇(日本/北日本物産)対 ロベルト・キロス(エクアドル)が行われる。日本対エクアドルは2日間でシングルス4試合、ダブルス1試合が行われ、3勝した方が11月の決勝ラウンドに進出する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年の「デビスカップ」での添田豪

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)