日本ハムの栗山英樹監督が25日、同点打&サヨナラのホームを踏んだ大谷翔平投手について「今日に関してはよく打った。よく頑張ってくれた」と高く評価した。■大谷は同点打&サヨナラのホームを踏む活躍、M3とし最短で27日にリーグ優勝 日本ハムの栗山…
日本ハムの栗山英樹監督が25日、同点打&サヨナラのホームを踏んだ大谷翔平投手について「今日に関してはよく打った。よく頑張ってくれた」と高く評価した。
■大谷は同点打&サヨナラのホームを踏む活躍、M3とし最短で27日にリーグ優勝
日本ハムの栗山英樹監督が25日、同点打&サヨナラのホームを踏んだ大谷翔平投手について「今日に関してはよく打った。よく頑張ってくれた」と高く評価した。
大谷は「3番・DH」でスタメン。初回2死の左前安打で投手ではリーグ初となるシーズン100安打をマーク。1点を追う8回2死三塁ではミコライオから中前へ同点適時打を放つと、延長11回先頭では中越え二塁打で出塁。2死三塁でレアードへの福山の初球が暴投となり、サヨナラのホームを踏んだ。
今季8度目のサヨナラ勝ちで、リーグVへのマジックは3に。いよいよカウントダウンに入った。試合後の栗山監督は興奮を抑えるようにして劇的勝利を喜んだ。
「最後は一瞬違うことを考えててね。(サヨナラ勝ちに)立ち遅れました。選手の『なんとかしよう』とする気持ちが勝ちにつながる。勝たないといけないが、こういう試合が一番、(選手の)野球がうまくなる」
■球団史上最多の84勝目、栗山監督は優勝へ「いきまくります」
先発の高梨は7回途中1失点。石井、バース、谷元、宮西、鍵谷と無失点リレーを見せた。宮西は足首を痛めながらの1イニング3人斬りした。
「高梨もよく投げたし、接戦に持ち込むのがウチの形。(宮西は)こういう時に何が大事か。最後は魂。宮西の頑張りが若い投手へ勇気を与える」
チームは東映時代61年を抜き、球団史上最多の84勝。この日、26日のオリックス戦(京セラドーム大阪)へ向けて移動する予定だったが、それも出来なかった。それでも、価値ある1勝となった。
「いよいよここから。しっかりとした野球が出来るか。勝負事は下駄を履くまで分からない。明日の試合に集中して。いきまくります」
最短で27日に4年ぶりのリーグ優勝が決まる。