男子テニス界に10年以上君臨するロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のBIG3。ジョコビッチが世界3位に初めてなった2007年7月以…

男子テニス界に10年以上君臨するロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のBIG3。ジョコビッチが世界3位に初めてなった2007年7月以降、3位以上になったのはBIG3を除くと10人しかいないと「全米オープン」の公式Twitterが伝えている。

その10人目の3位以上に、ドミニク・ティーム(オーストリア)が3月2日付けのランキングでなった。ティームは今年の「全豪オープン」でグランドスラム3度目の準優勝を飾った。そしてフェデラーが膝の手術のためツアーを離脱し、昨年優勝した「ATP500 ドバイ」で得たポイントが失効したため、ティームがフェデラーを抜いて3位となった。

2007年7月以降に世界3位以上となったBIG3以外の選手はこれで以下の通りとなった。

アンディ・ロディック(アメリカ)

アンディ・マレー(イギリス)

ダビド・フェレール(スペイン)

スタン・ワウリンカ(スイス)

ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

マリン・チリッチ(クロアチア)

フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)

ドミニク・ティーム(オーストリア)

またこの中で2007年7月以降に1位を経験したのはマレーのみ。世界2位の壁を破ったのもマレーのみだ。遂に3位の壁を破ったティームが2位の壁も破れるか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 リオデジャネイロ」でのティーム

(Photo by Buda Mendes/Getty Images)