2020年シーズンは、まだ1試合もしていない元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。復帰を目指すなかで日本時間3日、自身のInstagramストーリーズに振り回し練習をする様子を動画投稿した…

2020年シーズンは、まだ1試合もしていない元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)。復帰を目指すなかで日本時間3日、自身のInstagramストーリーズに振り回し練習をする様子を動画投稿した。

マレーはその動画の中では股関節の痛みなどは感じさせず、左右の動きや前後の揺さぶりへの対応、逆を突かれた球への素早い反応などを見せている。

ATP(男子プロテニス協会)公式Twitterは、これと同じ動画の一部を投稿。「何というファイター、何というチャンピオンだ」という言葉を添えている。

この動画に対し、ユーザーからは「これは勇気を与える。あきらめず戦い続けていてすごく尊敬する」「いい感じ、アンディ」「素晴らしい。彼がいないとさびしい」「がんばってアンディ、みんながあなたを応援しているよ」といったコメントが寄せられている。

グランドスラム3度の優勝を含め、キャリア通算46個のタイトルを持つマレー。2019年は1月の「全豪オープン」後に股関節の手術を受け、同年8月の「ATP1000 シンシナティ」でシングルスに復帰。シングルス選手では復帰した前例のない手術を受けながらも、10月の「ATP250 アントワープ」では遂に手術後初優勝を果たした。

しかしまだ万全な状態とは言えないようで、2019年11月の「デビスカップ」決勝ラウンドで1試合を戦ったあとは今年に入っても公式戦に出場できていない。なお、現在の世界ランキングは129位となっている。

マレーができるだけ良い状態に回復し、また素晴らしいプレーを見せてくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「デビスカップ」でのマレー

(Photo by Denis Doyle/Getty Images for LTA)