偉業を成し遂げた。初日から1位の座につくと2、3日目も勢いは衰えず首位を独走。「自信を持って試合に臨めた」(森平裕也主将・政経4=横須賀)と実力を大いに発揮。2位と大差をつけ、悲願の連覇に輝いた。

2・29~3・2 全日本学生選手権大学対抗戦(和歌山セーリングセンター)

明大――1位

 最高の滑り出しを見せた。森平が第1レースで1位を獲得し、チームに勢いを付ける。さらに2日目、第4レースで上位3位全てを明大選手が独占し他大学を圧倒。2位の京大を大きく引き離し、優勝へつなげた。

 10日前から和歌山での練習を始め、あらゆる海面の状況を想定した話し合いを積み重ねてきた。「話し合いのおかげで絶対的な指針ができた」(三浦)。普段の練習拠点の逗子とは異なり、波も風の入り方も違う和歌山の海だが全出場選手が適応。個人成績でも森平が優勝し、念入りな準備が好成績に結びついた。

  最後は4年生3人で走り切った。「優勝が決まれば、最終レースでウイニングランすると決めていた」(市島将平・文4=牛久栄進)。主将・後輩の力で得た最高の機会。気合十分で走り抜いた。

 森平・市島・松本隆永(情コミ4=立川)らチームを引っ張った3人の4年生は大学からボードセーリングを始めた。「スポーツを通して成長でき、知らなかったこともたくさん学べた」(市島)。大学に入学するまでは知りさえしなかったボードセーリング。偶然出会ったスポーツで、偶然出会った仲間たちに囲まれ過ごした日々は、全国優勝という最高の形で実を結んだ。

[下神大生]

試合後のコメント

森平

--最終レース、ゴール後のガッツポーズにはどんな思いが込められていましたか。

 「この大会で優勝するとチームで決めて練習してきたので、それを達成することができた喜びは大きかったです」

市島

--個人戦終わってから団体戦までに成長したことはありますか。

 「主力の3人がかなり速かったので、彼らのペースについて行きつつ、追い込めるように意識して考えて練習してきました。切磋琢磨(せっさたくま)できる環境に恵まれていました」

--同期から見て森平選手はどうでしたか。

 「ずっと速いなと思っていましたが、個人優勝するほど伸びるとは思っていなかったのですごいです」

三浦

--4年生から学んだことはありますか。

 「勝負への貪欲さや、アグレッシブさなど日々学ぶことばかりでした」