中国・広州で開催されている 「広州国際女子オープン」(WTAインターナショナル/9月19~24日/賞金総額25万ドル/ハードコート)の準決勝で、前年覇者で第2シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)が、第3シードのアナ・コニュ(クロアチ…

 中国・広州で開催されている 「広州国際女子オープン」(WTAインターナショナル/9月19~24日/賞金総額25万ドル/ハードコート)の準決勝で、前年覇者で第2シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)が、第3シードのアナ・コニュ(クロアチア)を7-5 7-6(7)で下し、決勝に進出した。彼女は決勝でタイトル防衛をかけて、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。

 「ふたたび決勝に進むことができて本当にうれしいわ」とヤンコビッチ。彼女は今週、まだ1セットも落としていない。

 「厳しい試合だった。私自身いいプレーをしたと思うけれど、相手もいいプレーをしていた。彼女はものすごく強くボールを打ち込んでくる選手なので、自分のテニスをするのが難しかった。できる限り食い下がり、チャンスではアグレッシブに戦おうと努めた」。

 ヤンコビッチはまた、「きつい試合だったからこそいっそううれしい勝利。明日の決勝を楽しみにしている。タイトルを守れるよう祈っている」と続けた。

 ツレンコは、準決勝でアネット・コンタベイト(エストニア)を6-4 6-2で下した。ツレンコにとってこれは、昨年7月のイスタンブールで初タイトルを獲って以来の決勝進出となる。

 ヤンコビッチはまた、マルチナ・ヒンギス(スイス)と組んだダブルスでも準決勝に勝ち上がった。ふたりが組むのは今回が始めてとなる。(C)AP(テニスマガジン)