ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・オープン」(ATP250/9月19~25日/ハードコート/賞金92万3550ドル)のシングルス準々決勝で、全米チャンピオンのスタン・ワウリンカ(スイス)が、ビクトル・ト…

 ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・オープン」(ATP250/9月19~25日/ハードコート/賞金92万3550ドル)のシングルス準々決勝で、全米チャンピオンのスタン・ワウリンカ(スイス)が、ビクトル・トロイツキ(セルビア)を7-5 6-2で倒し、2大会連続制覇にまた一歩近づいた。

 1時間余りで戦い終えた第1シードのワウリンカは、準決勝で第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。バウティスタ アグートは、第8シードのジョアン・ソウザ(ポルトガル)を4-6 6-1 6-2で下して勝ち上がった。

 第3シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)はパオロ・ロレンツィ(イタリア)を6-4 6-3で倒し、準決勝に駒を進めた。世界9位のベルディヒの次の相手は、ドイツの若手、第5シードのアレクサンダー・ズベレフだ。

 ズベレフはミカエル・ユーズニー(ロシア)を6-2 6-2で退けた。ユーズニーは前日に、ディフェンディング・チャンピオンで世界6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)をフルセットの激戦の末に倒して勝ち上がったが、この日は同じ興奮を生み出すことができなかった。(C)AP