写真:2019JC香港OPでのザザ・ヘンド/提供:ittfworld

ヨルダンのアンマンで行われていた、東京五輪の西アジア代表を決める予選会は26日に全ての日程を終え、男女シングルスの代表が決まった。男子は23歳のアルハドラディ・アリ(サウジアラビア)、女子は2009年生まれの11歳であるザザ・ヘンド(シリア)が衝撃の優勝を飾った。

東京五輪個人戦、代表選出へ向けた各大陸予選

開催国の日本を含めてすでに団体出場を決めている7ヶ国に加えて、先日行われた団体予選を勝ち抜いた9ヶ国の16ヶ国は、自動的に各国2人ずつの個人戦代表枠を獲得している。今回はその16ヶ国以外での個人戦出場者を決める大会で、今後も各地域での代表が決まっていく。

男子シングルス

順当に予選を勝ち上がったアルハドラディ・アリ(サウジアラビア)は準決勝で地元ヨルダンのABO YAMAN Zaidにゲームカウント3-0から3-3に追いつかれる苦しい展開を勝ちきった。

決勝でもCHEAIB Dauud(レバノン)に4-1で勝利して東京五輪出場を決めた。前回のリオ五輪では、現在Tリーグの琉球アスティーダで活躍する李平(リピン・カタール)が西アジア代表だった。

女子シングルス

女子シングルスでは、2008年生まれの張本美和(木下グループ)よりさらに年下、2009年生まれのザザ・ヘンド(シリア)が見事優勝した。

予選リーグでは2勝1敗が3人並ぶ中を得失ゲーム数の差で1位通過し、準決勝でもABUYAMAN Sewar(ヨルダン)にゲームカウント0-3とリードを許したところから大逆転勝利し、決勝に進出した。

決勝ではリオ五輪に出場したサハキアン・マリアナ(レバノン)とのフルゲームの熱戦の末に勝利し、わずか11歳での五輪代表となった。

男子シングルス結果

準決勝

アルハドラディ・アリ(サウジアラビア) 4-3 ABO YAMAN Zaid(ヨルダン)
CHEAIB Dauud(レバノン) 4-1 RASHED rashed(レバノン)

決勝

アルハドラディ・アリ(サウジアラビア) 4-1 CHEAIB Dauud(レバノン)

女子シングルス結果

準決勝

サハキアン・マリアナ(レバノン) 4-2 KHOURY Malak(レバノン)
ザザ・ヘンド(シリア) 4-3 ABUYAMAN Sewar(ヨルダン)

決勝

ザザ・ヘンド(シリア) 4-3 サハキアン・マリアナ(レバノン)

文:小林諒