「1番のプライドというか1位だからこそという気持ちがあるので負けられない」1000分の1秒を争う世界、そこにはどんな景色が見えているのだろうか。陸上短距離、東洋大学の宮本大輔(2年)はこれまで各世代で頂点を掴み取ってきた。中学で中学記録樹立…

「1番のプライドというか1位だからこそという気持ちがあるので負けられない」

1000分の1秒を争う世界、そこにはどんな景色が見えているのだろうか。陸上短距離、東洋大学の宮本大輔(2年)はこれまで各世代で頂点を掴み取ってきた。中学で中学記録樹立、高校ではインターハイと国体連覇。洛南高校から東洋大学へ、先輩の桐生祥秀(日本生命)と同じ道を辿っていることから“桐生2世”とも呼ばれている。華々しい経歴を持つ宮本だが、過去に走った100mのレースは印象に残っていてもすぐに忘れてしまうと言う。1本1本が新しい挑戦、過去は振り返らず前だけを見据える。男子短距離界の次世代エースが描く未来、その輝きを記録する。