25日、18歳で世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)が、スイスの高級時計メーカーであるロレックスのグローバルアンバサダーになったことを自身のInstagramで発表した。シンネルは、201…

25日、18歳で世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)が、スイスの高級時計メーカーであるロレックスのグローバルアンバサダーになったことを自身のInstagramで発表した。シンネルは、2019年1月7日付け世界ランキングでは553位、ATPツアーの一つ下のチャレンジャー大会どころか、もう一つ下のカテゴリの大会を主戦場にしていた選手だった。それが2月のチャレンジャー大会で優勝し300位台へ、4月には200位台へ、7月末からのチャレンジャー大会でも優勝し150位以内へと、どんどん成長。

そして、11月に行われた21歳以下のトップ8によるツアー最終戦「Next Gen ATPファイナルズ」で優勝。現在世界75位までランキングを上げている。

「一流ブランドであるロレックスのグローバルアンバサダーになれて、とても光栄であり、恐れ多いよ」とInstagramで綴っており、さっそくロレックスを身につけた写真をアップしている。

ロレックスは多くのテニス大会でスポンサーやタイムキーパーの役割をしており、テニスと関係が深い。ロジャー・フェデラー(スイス)や、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)らとも、契約している。

シンネルはまだトップ50にも入っていないがその将来性を見込まれて、ロレックスファミリーに仲間入りしたことになる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」でのシンネル

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)