現地23日、「ATP250 マルセイユ」(フランス・マルセイユ/2月17日~23日/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を、6-3、…

現地23日、「ATP250 マルセイユ」(フランス・マルセイユ/2月17日~23日/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を、6-3、6-4で破り、同大会2連覇を果たした。またこれで、チチパスの通算獲得タイトルは5個となった。

この試合、チチパスはファーストサーブ成功率が73%、ファーストサーブポイント獲得率が78%、セカンドサーブポイント獲得率も53%を記録し、いずれもオジェ アリアシムを上回った。

ATP(男子プロテニス協会)によると、チチパスは「今日は質の高いテニスが出来て、自分ができる最大限のプレーをみんなに見せることが出来た」「精神的に一度も崩れなかったことを誇りに思う。ブレークはされたが、それは精神的に崩れたとは言わない。個人的には試合を通しての精神状態に満足している」と語っている。

一方のオジェ アリアシムは前週の「ATP500 ロッテルダム」に続き、2週連続5度目のツアー決勝だったが、またも初優勝を逃した。

「残念だ。決勝で敗れるのが好きな人はいない」「タフな状況だが、より良い選手を目指すだけだ」「より大きな大会で勝つために、より大きな目標を達成するために頑張るだけだ。ここで立ち止まるわけにはいかない」とオジェ アリアシムは語っている。

決勝を戦ったばかりだが、二人はまたすぐに試合に戻ることになる。チチパスは24日開幕の「ATP500 ドバイ」、オジェ アリアシムは同じく24日開幕の「ATP500 アカプルコ」への出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」でのチチパス

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)