「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/2月17日~23日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、世界63位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第4シードの世界54位…

「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/2月17日~23日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、世界63位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第4シードの世界54位ライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦。西岡は5-7、7-6(4)、2-6で敗れ、準優勝となった。

第3セットは西岡のサービスゲームからスタート。第2セットのタイブレークを制し、勢いに乗りたい西岡だが、第1ゲームでいきなり15-40とピンチを迎えてしまう。なんとかしのぎたいところだが、痛恨のダブルフォルトをしてしまい、1ブレークダウンとなった。

追いつきたい西岡は、第4ゲームで0-30とポイントリードをしていたが、ブレークポイントを握るまで至らない。自身のミスにいらついた姿を見せていたが、大きく乱れることなく第5ゲームをラブゲームでキープした。

しかし、第7ゲームでも0-40とピンチに陥った西岡。なんとかデュースまでしのいだものの、このゲーム4本目のピンチでブレークを喫する。フラストレーションが爆発してしまい、ボールを観客席に打ち込んでしまった。

そしてオペルカのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第8ゲーム。ここでも西岡はチャンスを作ることができず、2個目のタイトル獲得とはならなかった。

優勝は逃したものの、西岡はこれでキャリアハイを更新し、初のトップ50入り。2020年の目標の一つとして掲げていた「東京オリンピック」出場に大きく近づいた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)