「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/2月17日~23日/ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界63位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第6シードの世界4…

「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/2月17日~23日/ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界63位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、第6シードの世界44位ユーゴ・アンベール(フランス)と対戦。西岡が第1セットを1-6で落とした。

両者は今回が初対戦で、左利き同士の対決となる。西岡は2018年9月の「ATP250 深セン」以来となるツアーベスト4進出で、次週発表される最新の世界ランキングでは、2017年3月に記録したキャリアハイである58位を上回ることが確実になっている。自身2個目のツアータイトル獲得に向けて決勝進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットはアンベールのサービスゲームから始まった。第2ゲームでいきなり0-40とピンチを迎えた西岡。これをしのぎきることができずにブレークを喫し、追う立場となった。

さらに第4ゲームでも15-40とされる。一旦はデュースに持ち込むも、再びブレークを許し、2ブレークダウンとされた。

前日の準々決勝でも風が強かったが、今日はそれを上回る強風が吹いており、サーブのトスアップにも苦労するほど。ファーストサーブの成功率が上がらない西岡は、序盤からフラストレーションが溜まっているような仕草を見せていた。

さらに時折、雨もぱらついて試合が度々中断するという悪いコンディションの中、第5ゲームの途中で強い雨が降り始めて一時的に選手はロッカールームに戻った。

約40分の中断の後、試合は再開。第5ゲームをアンベールにキープされ、ゲームカウント0-5とされる。続く第6ゲームをなんとかキープしたが、第7ゲームでもチャンスを作ることができない西岡が1-6で第1セットを落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Morgan Hancock/Getty Images)