男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド、日本対エクアドル戦。3月6日~7日に兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで行われる予定だが、これが無観客試合になる可能性が出てきた。JTA(日…

男子テニス国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド、日本対エクアドル戦。3月6日~7日に兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで行われる予定だが、これが無観客試合になる可能性が出てきた。

JTA(日本テニス協会)が21日に公式サイトで発表した内容によると、新型コロナウイルスの感染拡大にともない発表された政府の声明を受け、国際テニス連盟と運営方法の変更を協議中とのことだ。

観客、選手の安全を考慮し、無観客試合も含めて検討しているようで、2月25日頃をめどに決定事項を発表する。

「デビスカップ」では、ワールドグループⅠプレーオフの中国対ルーマニアにおいて、中国代表が棄権している。これは、新型コロナウイルスの蔓延により中国の選手が移動を制限され、ルーマニアに行くことができないからだ。

そのほかにも3月に中国で開催が予定されていた男子の4つのチャレンジャー大会は中止に。日本でも「横浜慶應チャレンジャー」がこの中止の影響を受け、日程変更となっている。

今回のエクアドル戦は、錦織圭(日本/日清食品)にとって肘の手術後初の試合となるかが話題にもなっている。無観客試合になるのか、はたまた延期等になるのか。ファンはもちろん、選手たちにとって良い決定がなされることを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年「デビスカップ」での錦織(中央)

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)