20日、グランドスラムで20度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)が自身のTwitterで、右膝の手術を受けたことを発表。合わせて6月に始まる芝コートシーズンまで、ツアーを離れることも発…

20日、グランドスラムで20度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)が自身のTwitterで、右膝の手術を受けたことを発表。合わせて6月に始まる芝コートシーズンまで、ツアーを離れることも発表した。

「少しの間、右膝に悩まされていた。痛みがなくなるのを期待していたが、検査をし、チームと話し合った結果、昨日スイスで関節鏡視下手術を受けたんだ。手術後、ドクターは決断が正しかったこと、完治する自信があることを教えてくれたよ。残念ながら、ドバイ、インディアンウェルズ、ボゴタ、マイアミ、全仏は欠場しなければならない。みんなのサポートに感謝しているよ。またプレーするのが待ち切れない。芝コートシーズンで会いましょう」

フェデラーは「全豪オープン」での試合中にもメディカルタイムアウトを取っていた。プレーはできていたものの、本来のレベルからは大きく落ちており、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れた。

その後2月7日に南アフリカ・ケープタウンでラファエル・ナダル(スペイン)とエキシビションマッチを行い観客を沸かせていたが、ツアーで本来のレベルで戦うためには手術が必要と判断したようだ。

そのため、来週開幕の「ATP500 ドバイ」、3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」と「ATP1000 マイアミ」、ボゴタでのエキシビションマッチ、5月下旬開幕の「全仏オープン」は欠場となった。

「ウィンブルドン」そして「東京オリンピック」で、完全復活したフェデラーのプレーが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は南アフリカでのフェデラー

(Photo by Reg Caldecott/Gallo Images/Getty Images)