スタン・ワウリンカ(スイス)が、全米オープン優勝の後、コートに戻って来た。彼はその勝利の勢いを、いまだ保ち続けている。  ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・オープン」(ATP250/本戦9月1…

 スタン・ワウリンカ(スイス)が、全米オープン優勝の後、コートに戻って来た。彼はその勝利の勢いを、いまだ保ち続けている。  ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている「サンクトペテルブルク・オープン」(ATP250/本戦9月19~25日/ハードコート/賞金92万3550ドル)のシングルス2回戦で、第1シードのワウリンカ(スイス)が、ルーカシュ・ロソル(チェコ)をわずか57分、6-3 6-1で下した。ワウリンカは1回戦がBYE(免除)だったため、これが彼の初戦だった。  「初戦にしては素晴らしいレベルのプレーができた」と、ワウリンカは言った。彼は世界ランク85位のロソルとの試合を終え、「非常に集中できている」と感じたという。  ワウリンカは次の準々決勝で、ふたりのセルビア人のうちのどちらか----1回戦でガスタン・エリアス(ポルトガル)を6-1 6-2で下した第7シードのビクトル・トロイツキと、同じく1回戦でフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)を2-6 6-3 6-2で倒したノーシードのドゥサン・ラヨビッチの勝者と対戦する。  もうひとりのシード選手で2回戦からプレーした、第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)はリカルダス・ベランキス(リトアニア)に4-6 6-1 7-6(2)で辛勝して準々決勝に進んだ。

 第2シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第3シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)の初戦(2回戦)は22日の予定で、ラオニッチはミカエル・ユーズニー(ロシア)と、ベルディヒはアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)