現地17日、ドイツ・ベルリンで「スポーツ界のアカデミー賞」とも呼ばれる「ローレウス世界スポーツ賞」の授賞式が行われ、テニスからノミネートされていた大坂なおみ(日本/日清食品)、ラファエル・ナダ…

現地17日、ドイツ・ベルリンで「スポーツ界のアカデミー賞」とも呼ばれる「ローレウス世界スポーツ賞」の授賞式が行われ、テニスからノミネートされていた大坂なおみ(日本/日清食品)、ラファエル・ナダル(スペイン)らはいずれも受賞を逃した。

大坂は昨年、年間最優秀成長選手賞を受賞。2019年は「全豪オープン」で優勝し、世界1位を経験。合計3タイトルを獲得していたことで、年間最優秀女子選手賞にノミネートされたが、今回は逃した。同賞には2年連続で体操のシモーネ・バイルズが選ばれた。

年間最優秀男子選手賞には、2019年シーズンで「全仏オープン」と「全米オープン」を制したラファエル・ナダル(スペイン)がノミネート。ナダルは2011年に受賞経験がある。2018年はロジャー・フェデラー(スイス)、2019年はノバク・ジョコビッチ(セルビア)が受賞しており、3年連続でテニス選手が受賞するか注目されたが逃した。同賞にはF1のルイス・ハミルトン、サッカーのリオネル・メッシが選ばれた。2名が受賞するのは今回が初となる。

他にもテニスからは大坂が昨年受賞した年間最優秀成長選手賞に、「全米オープン」を制したビアンカ・アンドレスク(カナダ)と15歳にして「ウィンブルドン」でベスト16進出を果たしたココ・ガウフ(アメリカ)が、カムバック賞にシングルス選手では復帰した前例のない股関節手術を受けながら復帰し、「ATP250 アントワープ」で優勝したアンディ・マレー(イギリス)がノミネートされていたが、受賞は逃した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)