第36回コナミオープン水泳競技大会KONAM IOPEN2020

2月15日(土)〜16日(日) 東京辰巳国際水泳場


(1日目・タイム決勝)

◆男子1500m自由形

6位 山本健 8’17”60


(1日目・決勝)

◆男子400m個人メドレー

8位 田中大 4’27”93


◆女子50m平泳ぎ

5位 磯部 32”29


◆女子200m自由形

1位 白井 1’58”21

8位 永島 2’03”27


◆女子100m背泳ぎ

1位 白井 59’’83  大会新記録


◆男子100m背泳ぎ

8位 細川 55”94


◆女子200m平泳ぎ

4位 今井 2’27”48


◆男子200m平泳ぎ

3位 花車 2’11”92


(2日目・決勝)

◆女子200mバタフライ

7位 竹村 2’13”36


◆男子200mバタフライ

3位 阪本 1’57”85


◆女子100m自由形

1位 白井 54”93


◆男子100m自由形

7位 中村 50”06


◆男子100m平泳ぎ

6位 花車 1’01”56


◆男子50m背泳ぎ

3位 細川 25”79


◆女子200m個人メドレー

3位 今井 2’13”95

6位 田中佑 2’16”34


今大会での出場3種目を制した白井


花車は積極的なレースで3位入賞を果たした


レース後、隣レーンを泳いだ本多(日大藤沢)と健闘を称えあう阪本㊧


今井は日本選手権に向け調整を進めた



 2月15日から16日の2日間に渡り、第36回コナミオープン水泳競技大会KONAMI OPEN2020が行われた。第96回日本選手権水泳競技大会兼第32回東京オリンピック競技大会代表選手選考会(以下、日本選手権)前の大会で、トップレベルの選手が出場する中多くの選手が活躍し、収穫の多い大会となった。


 初日の女子200m自由形と女子100m背泳ぎの決勝には白井(国2=宝塚東)が出場。2種目とも1位で予選を通過すると、決勝でも終始トップを譲らない圧巻の泳ぎでレースを制した。2日目の女子100m自由形決勝の舞台でもその勢いは止まらない。前日の疲労が重なる中、横一線となったレースをタッチの差で競り勝ち3冠を獲得。決して調子がいい訳ではなかったと話す白井は、「その中でも最低限のことはクリアできたので次に繋げたい」と大会を締めくくった。


   1日目の個人最終種目、男子200m平泳ぎ決勝には花車(文2=丸亀)が出場した。「予選はいい感覚で泳げた」と話した花車は決勝のレースでも安定した泳ぎで3位入賞を果たした。日本選手権に向けて「ベストを更新したい」とさらなる目標を掲げた。


 2日目、「200mに趣を置いた練習をしている」と語る阪本(国2=三重)は満を持して男子200mバタフライ決勝に出場。前半から攻めるレースを展開すると、後半にペースを上げ3位でフィニッシュ。目標タイムの57秒台を達成し、日本選手権前の最後のレースを満足のいく形で終えた。


 女子200m個人メドレー決勝には田中佑(国2=明星学園)と今井(法1=豊川)が登場した。今井は得意の平泳ぎから徐々にペースを上げると、予選よりも2秒近くタイムを縮めフィニッシュ。3位で表彰台に上がった。田中佑は予選よりもタイムを落とし表彰台こそ逃したものの、「調子は悪くない」と満足のいく様子。日本選手権を見据え、「今井と決勝に残れたら」と意気込みを見せた。


 2日間で11名が決勝に進出し、3冠を獲得した白井を筆頭に5名が表彰台に上がる好成績を残した。今大会を通して各々の調整を進めた東洋大水泳部は、1カ月後の日本選手権に向けさらなる飛躍を目指す。





■コメント

ー1日目ー

・白井(国2=宝塚東)

(2フリ振り返って)2フリは57秒前半を狙っていたので、タッチしてタイムを見た時はまだまだだなっていう感じがあったので、もう少しタイムを上げたいなっていう気がしたし、ちょっと最初の浮き上がりから泳ぎがつまってしまったっていう感じがあったので、そこが前半から力んでしまったのが原因かなと思う。(選考会に向けて出る種目は)レース前に平井先生と今日の結果次第で選考会で出る種目を決める話をしたので、今後先生と話し合ってフリーかバックかどちらか絞りたいと思う。(1バックは)2フリ直後のレースだったので何秒出るか招集所までは分からなかったが招集所に来るとライバルの組がいる中で負けていられないなという感じがしたので気を引きしめて59秒台を目標にして泳いだ。(タフな中でタイムを出したことについて)北島康介杯で59秒出すことができなくて、そこから反省点や課題点を見つけて練習してきた中で59秒台を選考会前に出せたことは手ごたえを得られたし、選考会では1バックのほうは出ると思うが、そこでしっかり59秒台前半とは言わず58秒台を目標にしていきたいと思う。(明日の1フリに向けて)加藤選手や青木選手など強い選手がいるが、そこでも競り勝って53秒台を目標にしていきたいと思う。


・花車(文2=丸亀)

(決勝のレースを振り返って)久しぶりに2分11秒台で泳げたので良かったと思う。(予選と比べて)予選で全力出して泳いで、いい感覚で12秒台で泳げたので決勝はタイムが上がるかどうか不安ではあったが、修正すべきところは修正して最後上げられたことは良かったと思う。(今の調子は)まだ本調子ではないが昨年の今の時期に比べたら全然いいと思うし、今の時期で11秒台で泳げたので、日本選手権はもっともっと高いレベルのタイムを出せたらなっていう感じ。(日本選手権の意気込みは)選考会になってくるので選手全員、本調子というか良い状態で戦うことになると思う。2年前は決勝まで進めたので、予選、準決勝といい泳ぎをして決勝に進むことが目標だし、そこで1年生の時に出したベストをしっかり更新したいと思う。決勝で日本のトップスイマーたちとどれくらい自分がいい戦いができるかを試したいし、決勝に残って決勝でベストパフォーマンスをするのが目標。


ー2日目ー

・阪本(国2=三重)

(レースを振り返って)予選の朝一のレースが悪くなかったので決勝は目標としていた57秒台を出すことができてほっとした。(予選と比べて)予選でスピードが出てないということだったので、50mバタフライのレースでうまくスピードが出すことができたので前半からしっかり攻めることができたと思う。(最近の調子は)練習内容としては200mに趣を置いた練習をしているので、それが今日形となって少し現れたかなという感じ。(日本選手権への意気込み)自身2度目のオリンピック選考会だが、去年とかは代表とか全く考えてなくてただ出るだけという感じだったが、今年はしっかりとレベルの高い200mで派遣記録を割って、オリンピックを目指して頑張りたいと思う。


・白井(国2=宝塚東)

予選の方で少し体が重くて思ったようなタイムでは行けなかったが、そこはちゃんと切りかえて最低でも54秒台を出したいと思っていたのでそこはクリアできたし、後半のスタミナ切れというのが目立ったのでそこを修正点としていきたい。(決勝のタイムの要因は)今大会前からフリーの調子が上がらなくて泳ぎの方がぎこちない形になってしまったのでそこが課題かなと思うし、その中でも最低限のことはクリアできたので次に繋げたいと思う。(昨日のレース後、平井先生とは)バックの方は褒めていただいたので、まだ伸び代もあるしフリーの方も課題が見つかっているのでそこは合宿で修正していこうという話になった。(選考会前最後の大会だったが)最後の試合ということでモチベーションも上がったし、気合いの入り方も北島康介杯とは少し違った形になって。その中でもいいタイムで泳げて3冠もできたし、みんなのコンディションとかの現状も把握できたので、また選考会に自分をアピールして結果につながるような練習をしていきたいと思う。(選考会までの2ヶ月間は)今大会で課題はさらに明確になったので、課題を修正しつつ伸ばせる所はどんどん伸ばしていって4月には出る種目全部個人で内定していきたいなと思う。


・田中佑(国2=明星学園)

(レースを振り返って)予選は結構体も動いたので久しぶりに自己ベストに近いタイムで泳げたので決勝ではもっとあげて自己ベストを狙ってたが、うまくいかなくて少し気持ちの面でも焦ってしまったところがあったので、もっと落ち着いてレースに挑めるような練習を積んでいきたいと思うレースだった。(予選と比べて)予選の方が落ち着いて泳げていたのと、後半で少しギアを上げれなかった感じがしたので、予選の方が後半とかも体をうまく使えていたと思う。(今の調子は)練習の調子も上がってきて、去年の年末くらいから少しずつ専門種目でもそれ以外でもベストを更新することができていたので、今回の大会で、専門種目の200m個人メドレーでベストを更新することを目標に練習してきたが、調子は悪くないので日本選手権に向けてもっと練習をできたらなと思う。(日本選手権の目標は)日本選手権は毎年出場するだけになってしまってきたので、しっかり決勝に残って、今井月ちゃんと残れたらなと思う。



TEXT=浅野琴美、風間紫穂  PHOTO=吉留奈津、牧田のどか