写真:琉球アスティーダの吉村真晴/提供:©T.LEAGUE

2月12日から16日にかけて、ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープンが開催された。女子シングルスでは石川佳純(全農)、女子ダブルスでは芝田沙季(ミキハウス)/大藤沙月(ミキハウスJSC)ペア、女子U21シングルスでは塩見真希(ミキハウス)が優勝を果たし、女子3種目全て日本勢が制する結果となった。

また2月11日、14~16日には各地でノジマTリーグ2019-2020シーズンの試合が行われ、セカンドシーズンのレギュラーシーズンが幕を閉じた。男子では最終戦の勝利した方がプレーオフ進出という劇的な展開となり、T.T彩たま(以下、TT彩たま)を下した琉球アスティーダ(以下、琉球)が初のプレーオフファイナル進出を決めた。

ポルトガルオープン結果




写真:優勝した石川佳純(全農・写真右)と芝田沙季(ミキハウス)/提供:ittfworld

世界ランキング上位選手があまり出場していないチャレンジプラスシリーズということもあり、日本勢の同士討ちも見られた。

女子シングルスでは世界ランキング9位の第1シード石川が圧巻の優勝を遂げた。準決勝では加藤美優(日本ペイントホールディングス)、決勝では芝田沙季との日本人対決を制した。

女子ダブルスでは芝田/大藤ペアが、U21女子シングルスでは塩見がスペインオープンに続き優勝を勝ち取った。

男子シングルスで日本勢は宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)のベスト16が最高位となった。男子ダブルスでは戸上隼輔(野田学園高)/宇田幸矢ペアが出場したが、1回戦で韓国ペアに苦杯を喫した。

Tリーグ男子 熾烈な2位争いは最終戦までもつれ込む




写真:ファンへレギュラーシーズン1位の感謝を伝える木下マイスター東京/提供:©T.LEAGUE

2月11日、プレーオフファイナル圏内の2位を争うTT彩たまと琉球の直接対決が実現した。松平健太、神巧也の活躍もあり、TT彩たまがマッチカウント3-1で勝利し、2位に浮上した。また、同日、水谷隼、張本智和、丹羽孝希擁する木下マイスター東京(以下、KM東京)が岡山リベッツ(以下、岡山)を下し、首位をがっちりキープした。

15日、何としても勝ち点を積み重ねたいTT彩たまと琉球だったが、それぞれKM東京、岡山に敗れ、ファイナル進出の行方は16日の直接対決にもつれ込んだ。

16日、迎えた最終決戦はTT彩たまがファンの“爆援”を味方につけ、第1マッチのダブルス、第2マッチのシングルスを制し、勝利に王手をかけた。しかし、琉球は有延大夢、吉村真晴の野田学園OBの2人が勝利し、試合はビクトリーマッチ(以下、VM)に委ねられた。松平健太vs荘智淵(チュアンチーユエン)の第2マッチの再現となったVMは、荘智淵が11-7と逃げ切り、卓球史に残る激戦に終止符を打った。




写真:ファイナル進出を決めて抱き合う琉球アスティーダベンチ/提供:©T.LEAGUE

この結果、琉球がセカンドシーズン初のプレーオフファイナル進出を決めた。

Tリーグ男子最終順位

1位 木下マイスター東京
2位 琉球アスティーダ
3位 T.T彩たま
4位 岡山リベッツ

Tリーグ女子




写真:日本生命の最終戦セレモニー/提供:©T.LEAGUE

女子は、2月11日の日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)と木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)の直接対決に石川佳純の活躍で勝利したKA神奈川がプレーオフ進出を確定させた。すでに確定していた日本生命と3月14日両国国技館で相まみえることとなった。同日、日本ペイントマレッツ(以下、ニッペM)がトップおとめピンポンズ名古屋(以下、トップ)を下し、連敗を10でストップさせた。




写真:日本ペイントマレッツ一同/提供:©T.LEAGUE

ニッペMは最下位に終わったものの、14日、15日と連勝を収め、3連勝でセカンドシーズンを締めくくった。

15日、日本生命の今季最終戦は、森さくらがリーグ最多の14勝目をあげ、リーグ1位を確定させた。昨シーズンは2位ながらもプレーオフファイナルで勝利し、初代女王となった日本生命が今季は文句なしの1位通過となった。




写真:シーズン最終戦を勝利したトップメンバー/撮影:ラリーズ編集部

16日の今シーズン最終戦では、トップの森薗美咲がKA神奈川の木原美悠を下すなどし、トップがKA神奈川にマッチカウント4-0勝ち。この結果、トップはシーズン3位と昨シーズンから1つ順位を上げた。




写真:シーズン最終戦後のKA神奈川セレモニー/撮影:ラリーズ編集部

一方、ファイナル進出が決まっているKA神奈川は2連敗でシーズンを終えることとなったが、1か月間でどのような調整をし、どのような戦いを見せてくれるのか。3月14日の両国国技館でのプレーオフファイナルに期待が高まる。

Tリーグ女子最終順位

1位 日本生命レッドエルフ
2位 木下アビエル神奈川
3位 トップおとめピンポンズ名古屋
4位 日本ペイントマレッツ

文:ラリーズ編集部