冬の魚介の代表格にワカサギがありますが、小ぶりな体の中には栄養素がたっぷり。どんな効能があるのでしょうか。●高貴な魚だ…
冬の魚介の代表格にワカサギがありますが、小ぶりな体の中には栄養素がたっぷり。どんな効能があるのでしょうか。
●高貴な魚だった
「ワカ」は幼い・弱々しいを、「サギ」は白色・小魚を表していることから名づけられたといわれています。漢字で「公魚」と書くのは、江戸時代に将軍家に献上されていたためとされています。
●カルシウムはイワシの約10倍
ワカサギは通常、1尾丸ごと揚げて食べるため、効率よく栄養を摂ることが可能。なかでも、カルシウム量は450mg/100gと豊富。成人女性の1日の推奨量(目安量)650mgを簡単にまかなえます。
●ビタミンDで骨粗しょう症予防
カルシウムの吸収・沈着を助けるビタミンDも豊富なので、骨や歯の強化に不可欠。また、イライラを抑える効果もあるとされ、ストレスを解消したいときにぴったり。
●ビタミンB2で細胞の再生を促進
皮膚や粘膜の健康を保つビタミンB2。細胞の再生やタンパク質の合成を促進する働きがあり、体の成長には欠かせないビタミンとされます。
・今すぐ読みたい→
DHA?EPA?カラダがよろこぶ魚の栄養素(https://cocokara-next.com/food_and_diet/nutrients-of-fish/)
●鉄・ビタミンB12で貧血予防
鉄を含み、月経により鉄欠乏性貧血が起こりがちな女性にもおすすめ。ビタミンB12は、赤血球の生成に不可欠。また、生体リズムを整えるホルモンであるメラトニンの分泌を調整するため、睡眠障害の改善にも有効とされます。
●調理と組み合わせのコツ
ワカサギといえば、天ぷらかフライ。淡白でクセのない味わいですが、火を通すことで旨味が凝縮され、カルシウムなどの栄養成分も丸ごと摂取できるといわれています。塩こしょうでシンプルに頂くのが勧められています。
甘酢との相性も良いため、南蛮漬けやマリネにも最適。酢には鉄やカルシウムの吸収率を高める効果もあるといわれます。
健康な骨や血液作りに有力なワカサギを食べて、効率よく栄養を摂取しましょう。
【参考文献】
廣田孝子(監修)『最新版 栄養がわかる 体によく効く食材事典』,東京:凸版印刷株式会社,2014年10月9日
田中明/蒲池桂子(監修)『あたらしい栄養事典』,東京:株式会社 日本文芸社,2016年12月20日
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
DHA?EPA?カラダがよろこぶ魚の栄養素(https://cocokara-next.com/food_and_diet/nutrients-of-fish/)