「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会最終日。男子シングルス決勝で、第3シードのガエル・モンフィス(フランス)が、世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。モ…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会最終日。男子シングルス決勝で、第3シードのガエル・モンフィス(フランス)が、世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。モンフィスが6-2、6-4で勝利し、優勝を飾った。

モンフィスは前週開催の「ATP250 モンペリエ」で優勝しており、これで2週連続優勝。また「ATP500 ロッテルダム」は2連覇となった。モンフィスが2週連続優勝と2連覇を達成するのは33歳にして初めて。通算獲得タイトルは10個となった。

ATP(男子プロテニス協会)によると、モンフィスは「これまでのキャリアの中で経験したことがない感覚だ。とても良い感じだよ」と語っている。

モンフィスはこの試合では、守備的に戦い、重要な場面ではオジェ アリアシムのフォアハンド側を攻撃してミスを引き出した。モンフィスのアンフォーストエラーは14本だったのに対し、オジェ アリアシムは32本と2倍以上。特にフォアハンドのアンフォーストエラーが21本とその多くを占めた。

またそれぞれのチャンスの本数を見ても、モンフィスは11本のブレークポイントを握り4度ブレーク、一方のオジェ アリアシムは2本しか握れず1度のブレークのみと、モンフィスが終始優位に試合を進めていた。

オジェ アリアシムにとっては今回が4度目のツアー決勝だったが、初優勝はまたもお預けとなった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」でのモンフィス

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)