「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が世界30位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が世界30位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。オジェ アリアシムが7-6(2)、6-4で勝利し、決勝へ進出した。

オジェ アリアシムは昨年の年始はトップ100外だったが、どんどん成長し、10月にはキャリアハイとなる17位に、現在も21位だ。昨年は「ATP500 リオデジャネイロ」、「ATP250 リヨン」、「ATP250 シュツットガルト」の3大会で決勝へ進出したがいずれも敗れた。またハードコートのツアー大会では今回が初の決勝となる。

この準決勝で、オジェ アリアシムは強力なサービスゲームを披露。サービスエースを16本決め、ファーストサーブポイント獲得率は驚異の94%。ファーストサーブでは3本しかポイントを落とさなかった。

ATP(男子プロテニス協会)によると、「第1セットは二人ともサーブが良くて、本当にタイトだった。第1セットは今まででベストなサーブだったし、タイブレークは盤石だった」とオジェ アリアシムは答えている。

初優勝がかかる決勝の相手は、第3シードで昨年優勝者のガエル・モンフィス(フランス)。モンフィスは前週開催の「ATP250 モンペリエ」で通算9個目のタイトルを獲得し、今週も好調を維持している。モンフィスからすれば2週連続優勝、そして「ATP500 ロッテルダム」では2連覇がかかった試合となる。

19歳の若手が決勝4度目の挑戦で初タイトルを獲得するのか、それとも33歳のベテランが10個目のタイトルを獲得するのか。注目の決勝は日本時間16日、23時30分頃開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」でのオジェ アリアシム

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)