写真:我慢のラリーを制した石川佳純(全農・写真はグランドファイナル時)/提供:ittfworld

<ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープン 2020年2月12日~16日>

15日、ポルトガルオープン女子シングルス3回戦で石川佳純(全農)がヤン・シャオシン(モナコ)をゲームカウント4-2で下し、準々決勝進出を決めた。

今大会第1シードの石川は、1回戦、2回戦とゲームカウント4-0の貫禄のストレート勝ちで3回戦に駒を進めてきた。

対するヤンはバック面に粒高ラバーを貼った中国出身のベテラン。2019年のドイツオープンで石川はヤンに敗れているが、先月行われた2020年1月のドイツオープンでは見事リベンジを果たし、通算1勝1敗となっていた。

石川佳純、粒高使いの曲者・ヤンに勝利




写真:2020ドイツOPでの石川佳純(全農)/提供:ittfworld

第1ゲーム序盤、石川はヤンのサーブからのフォアドライブとバックの粒高ラバーによる変化に苦しみ、点差をつけられる。しかし石川がじわじわと追い上げ7-7に追いつき、そこからは1点ずつを取り合う展開に。ミスに苛立ちを露にする場面も見られた石川だが、我慢の展開を制し、18-16で大事な1ゲーム目を先取した。

第2ゲームも序盤から離されるが、またしても逆転で石川が11-9でゲームを奪い、ゲームカウント2-0とリードした。しかし、ここから不運なネットインの連続など流れがヤンに傾き、石川は第3,4ゲームを連続で奪われてしまう。

第5ゲーム、石川がギアをあげる。序盤から1点ごとに大きな声を出してヤンを突き放し、流れを自らの手で引き戻す。続く第6ゲームも攻めの手を緩めなかった石川が、スコア以上の激戦となった3回戦に勝利し、準々決勝進出を決めた。

準々決勝で石川は、ヨーロッパTOP16カップ準優勝の25歳ブリット・エーラント(オランダ)と対戦する。

詳細スコア




写真:3回戦で石川と対戦したヤン・シャオシン/提供:ittfworld

〇石川佳純 4-2 ヤン・シャオシン(モナコ)
18-16/11-9/9-11/8-11/11-8/11-4

文:ラリーズ編集部