ロジャー・フェデラー(スイス)の妻ミルカさんと俳優パトリック・スチュワートの妻サニー・オゼルさんは、共に6回バロンドール(FIFA最優秀選手賞)を受賞しているリオネル・メッシ(アルゼンチン)の…

ロジャー・フェデラー(スイス)の妻ミルカさんと俳優パトリック・スチュワートの妻サニー・オゼルさんは、共に6回バロンドール(FIFA最優秀選手賞)を受賞しているリオネル・メッシ(アルゼンチン)の才能に魅せられ、幾分かはサッカーのファンにもなった。Tennis World USAが伝えている。

ミルカさんがメッシのファンであることを、夫のロジャーが公表したのだが、彼女はサッカーそのものにはあまり興味がないらしい。AZ Quotesによれば「僕の奥さんはサッカー好きではないんだけど、メッシのために見ている」そうだ。

「X-MEN」シリーズや「スタートレック」で有名な俳優スチュワートの妻サニーさんも、メッシの大ファン。彼女もミルカさんと同様に、サッカーというスポーツそのものよりも、メッシに興味がある。

「僕はメッシと握手したんだよ。僕が特に会いたかったわけじゃなくて、妻が会いたがっていたから。メッシは、彼女をサッカー好きに変えてしまったんだ。サッカーにはまるで興味がなかったのに。彼がプレーする姿を見るまではね」とスチュワートは、Cinesconditeのインタビューで話した。彼は妻の熱の入れようを見て、あるイベントの際、彼女をメッシに紹介するため自分ができることは何でもすると約束。そして、彼はそれを実現させた。

「僕は妻に言ったんだ。『もしこの会場に彼が来ていたら、僕の力でできることは全部やってあげるよ、君が彼に会えるように』って。かなり難しかったんだよ、今までになくセキュリティーが厳しくてね。そこにはメッシのほかにも、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)やマラドーナ(アルゼンチン)もいたんだ」とスチュワート。

「それで、セキュリティーをかわすために言ってみたんだ。『私はパトリック・スチュワート。私はパトリック・スチュワートです』って。メッシがどこにいるのか見えなかったんだけど、彼は座っていた席から後ろを振り返ってくれた。彼は背があまり高くないから、他の人に隠れてしまっていたんだ」

「僕が後ろに立つと、彼はこちらを向いて、にっこり笑った。僕は『セニョール・メッシ!大ファンなんです!僕の妻が!』と言って、二人は握手をした。それから二人の写真を撮った。そうしたら、メッシの奥さんにこう言われたんだ。『私はあなたと一緒に写真を撮りたいわ!』ってね」

結論、フェデラーやスチュワートの妻という、スポットライトがしばしば当たるところにいても、メッシのような世界的スターの才能には魅了されてしまうものなのだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はフェデラー夫妻(左上)、スチュワート夫妻(左下)、メッシ(右)

(@Getty Images)