写真:2020年東京五輪卓球団体戦世界最終予選での韓国チーム/提供:ittfworld

日本や中国と並んで、長きに渡ってアジアの強豪国として各国を脅かしてきた韓国。今回はそんな韓国のこれまでの軌跡とベテランから今後注目の若手に至るまでの韓国の主力選手を紹介していく。

韓国・栄光の軌跡

まず最初に韓国のこれまでの戦績を見ていこう。世界選手権団体では、1970年から2001年の約30年にかけては、中国が上位を独占する中で優勝を2回(そのうちの1回は韓国と北朝鮮の南北合同チームとして優勝)するなどと輝かしい成績を残してきた。2018年の世界選手権では南北合同チームとして出場し、日本に準決勝で敗れるもベスト4まで勝ち残った。

また個人戦では、金暻娥(キムヒョンア)と朴美英(パクミヨン)のダブルスが2007年、2009年、2011年の世界選手権で3大会連続でベスト4に残ったり、梁夏銀(ヤンハウン)が混合ダブルスで許昕(中国)との国際ぺアで優勝するなどダブルスで好成績を残している。東京五輪の団体戦はダブルスから始まるので、ダブルスで特に強い韓国は各国を脅かす存在になるだろう。

韓国の注目選手たち

ここでは現在の韓国の注目の選手たちを紹介する。ベテランからこれから期待の若手まで多くの選手が国際大会やTリーグで活躍している。

田志希(チョンジヒ)




写真:田志希/提供:ittfworld

田志希は今月の世界ランキングで韓国女子で最高位の16位の選手だ。2017年のユニバーシアード競技大会でシングルス、ミックスダブルス、団体戦での三冠優勝や、去年11月のT2ダイヤモンドでは、平野美宇(日本生命)や現在世界ランキング1位の陳夢(中国)との接戦に勝利してベスト4に輝いた実力者だ。

申裕斌(シンユビン)




写真:申裕斌/提供:ittfworld

続いて紹介紹介するのは若手注目のホープの申裕斌だ。14歳でITTFチャレンジベルギーオープンで女子シングルスで準決勝まで進出するなど頭角を現し、1月に行われた東京五輪団体戦の世界最終予選の女子第2ステージの決勝ではダブルスとシングルスで勝利し、東京五輪出場に大きく貢献した。先月に中学校を卒業したばかりで今後非常に注目の選手だ。

梁夏銀(ヤンハウン)




写真:梁夏銀/提供:ittfworld

続いては2015年の世界卓球で許昕(中国)と共にミックスダブルスでチャンピオンに輝いた梁夏銀だ。Tリーグでは、トップおとめピンポンズ名古屋のチームの一員としてプレーしており、今シーズンでは、鈴木李茄とのダブルスで6勝を挙げるなどダブルスの名手である。

徐孝元(ソヒョウオン)




写真:徐孝元/提供:ittfworld

続いて紹介するのはベテランカットマンの徐孝元だ。世界ランキングは過去最高位8位でワールドツアーでも3回の優勝経験がある実力者だ。2018-2019シーズンのTリーグではトップおとめピンポンズでプレーし、粘り強いカットで多くの観客を魅了した。

崔孝珠(チェヒョジュ)




写真:崔孝珠/提供:ittfworld

最後に紹介するのはサウスポーの崔孝珠だ。バック面の表ソフトのラバーを生かした前陣でのプレーや女子では珍しいYGサーブを得意とするプレーヤーだ。2019年のチームワールドカップではシングルスで2点起用されたり、1月の東京五輪団体戦の世界最終予選では申裕斌とのダブルスで5試合中4勝するなど注目の選手だ。

韓国対日本 直近の対戦成績

2019年 チームワールドカップ準決勝

○日本 3-1 韓国

石川佳純/平野美宇 1-3 ○申裕斌/田志希
7-11/8-11/11-7/10-12

○伊藤美誠 3-2 崔孝珠
8-11/11-3/10-12/11-3/11-6

○平野美宇 3-0 田志希
11-2/11-5/11-9

○伊藤美誠 3-1 申裕斌
8-11/11-7/12-19/11-9

2017年 アジア選手権準決勝

○日本 3-0 韓国
○平野美宇 3-0 梁夏銀

○伊藤美誠 3-0 徐孝元

○早田ひな 3-0 金暻娥

文:ラリーズ編集部