レッドソックスの上原浩治投手は20日(日本時間21日)、敵地でのオリオールズ戦に4番手で登板し、1回無安打無失点1奪三振の完璧な投球で今季14ホールド目を挙げた。■強打者を3者凡退斬り、DLから復帰後は7イニングで4安打8奪三振無四球 レッ…

レッドソックスの上原浩治投手は20日(日本時間21日)、敵地でのオリオールズ戦に4番手で登板し、1回無安打無失点1奪三振の完璧な投球で今季14ホールド目を挙げた。

■強打者を3者凡退斬り、DLから復帰後は7イニングで4安打8奪三振無四球

 レッドソックスの上原浩治投手は20日(日本時間21日)、敵地でのオリオールズ戦に4番手で登板し、1回無安打無失点1奪三振の完璧な投球で今季14ホールド目を挙げた。強打者が続く2、3、4番を3者凡退斬り。故障者リスト(DL)から復帰後は7試合連続無失点と完璧な投球を続けている。レッドソックスは5-2で勝利。地区優勝へ向けて、ここにきて6連勝と強さを見せつけている。

 レッドソックスは3回にラミレスの内野ゴロの間に1点を先制すると、4回にはブラッドリーJrのソロ本塁打で追加点。5回にこの日がメジャーデビューとなったオリオールズのマンシーニのホームランで1点差となったが、7回に主砲オルティスが3ランを放ち、引き離した。

 オリオールズが7回に1点を返し、上原は3点リードの8回にマウンドへ。2番からの好打順となったが、先頭のデービスは86マイル(約138キロ)の直球で左飛。マチャドはスプリットを6球続けて遊飛に打ち取った。4番トランボは86マイル(約138キロ)の直球で見逃し、空振りと2球で追い込むと、1ボールの後、78マイル(約126キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めた。

 レッドソックスは9回を守護神キンブレルが締め、5-2で快勝。地区制覇に向けて、首位攻防4連戦で初戦から2連勝を飾った。

 上原は12球を投げてストライクは10球。右胸筋の負傷から復帰後は7試合連続無失点。7イニングを投げて4安打8奪三振無四球と圧巻の投球を続けている。防御率は3.77となった。