「ATP250 ニューヨーク」(アメリカ・ニューヨーク/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で、世界64位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、前年の同大会優勝…

「ATP250 ニューヨーク」(アメリカ・ニューヨーク/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で、世界64位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、前年の同大会優勝者であり今大会第3シードのライリー・オペルカ(アメリカ)と対戦。西岡が4-6、4-6で敗れ、ベスト8進出はならなかった。試合時間は1時間15分。

両者は今回が初の対戦。西岡は2回戦の相手がオペルカに決まると、自身のTwitterに「次は身長差えぐいんやろなぁ笑」と投稿。西岡の身長は170cmに対し、オペルカは211cm。その差は41cmで、その高身長から繰り出される鋭いサーブの前に敗れた。

第1セットの第1ゲーム、西岡が粘りを見せてデュースの末にブレークポイントを握ったが、活かすことができない。その後、両者ともにサービスゲームをキープし合っていくが、最後の第10ゲームでオペルカにラブゲームでのブレークを喫し、4-6で第1セットを落とす。

第2セットの第2ゲームでブレークポイントを握られたが、なんとかしのいだ西岡。終盤、第9ゲームで今度は西岡が2本のブレークポイントを握ったものの、ブレークすることができない。そして続く第10ゲームでオペルカにブレークを許し、4-6で第2セットを続けて落として敗れた。

西岡はファーストサーブの成功率が83%と高かったが、そこからのポイント獲得率が62%にとどまっていた。一方のオペルカは、高身長を活かし、合計20本のサービスエースを決めていた。また、オペルカは第2セットでのファーストサーブの成功率が74%で、そこからのポイント獲得率が95%と非常に高かった。

勝利したオペルカは、準々決勝で世界131位のジャン・ジェイソン(台湾)と対戦する。ジェイソンは世界59位のキャメロン・ノリー(イギリス)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)