プロフィール ・名前:山田裕太(やまだ・ゆうた) ・所属:中央大学経済学部 ・出身高校:県立浦和高校 ・自身のスポーツ歴:中学・陸上競技部、高校・陸上競技部 一問一答 何故、大学で新聞会(新聞部)に入ろうと思ったのですか? 自分に競…

プロフィール

・名前:山田裕太(やまだ・ゆうた)
・所属:中央大学経済学部
・出身高校:県立浦和高校
・自身のスポーツ歴:中学・陸上競技部、高校・陸上競技部

一問一答

何故、大学で新聞会(新聞部)に入ろうと思ったのですか?

自分に競技を続ける実力もないですし、高校までのスポーツをする側とは違った形で、何かスポーツに真剣に携われることはないかなと考えていました。スポーツは全般的に好きですが、特に箱根駅伝に対しては小学校のときから憧れがありました。せっかく縁があって箱根最多優勝回数を誇る中大に入学したのだから、今低迷している中大の復活を一緒に追えるんじゃないか、伝えられたら楽しいのではと思ったのが、中スポに入部したきっかけです。

今までの取材活動を通じて一番印象に残ったのはどんな時ですか?

1年次に取材した全日本大学駅伝の予選会です。自分にとってはその取材が長距離ブロックの初取材でした。当時は6年振りの予選通過が濃厚とみられていましたが、暑さによる選手の途中棄権により予選敗退となってしまいました。選手たちの落ち込む姿と場の雰囲気に、自分なんかが聞いていいのだろうかと、恥ずかしながらも結局取材が出来なかったことを覚えています。そのときの自分の不甲斐なさ、そして同じ学生でもある選手たちの競技に懸ける思いを間近で見て、自分ができること、すべきことは何かと改めて考えさせられました。

取材していて、ハマった競技はなんですか?

ボート競技はスピード感と迫力があり、実際に生で見てみると面白い競技だなと思いました。去年のインカレで、ボート競技の花形種目である男子エイトで中大が14年振りに優勝しました。取材を通して、勝利に裏付けされた選手たちの幾多の努力や取り組みを知ることができ、ボートの奥深さを感じました。

CAT事業を通じて、学生アスリートのどんな一面を見て欲しいですか?

競技への熱い想いと、競技とは離れた一人の学生としての一面です。選手の素顔を知ることで競技を見る目線も変わります。同じ学生にとっては、「同年代に、こういう境遇や想いを持って頑張ってる人がいるんだ」と知ることで、刺激や新たな発見にも繋がるんじゃないかと思います。

あなたが思う大学スポーツの魅力はなんだと思いますか?

大学は高校以上に自主性が重んじられ、4年間という限られた時間を通して、大人になっていくうえで重要な考える力を養う場所であると感じています。スポーツの世界に勝敗は付き物です。しかし大学スポーツには勝敗を超えた、その結果に至るまでの選手一人一人の4年間の競技面だけでない人間的成長を見ることができます。そこに選手それぞれの色が付いたストーリーがあることが、大学スポーツの魅力だと思います。