ボクシングのWBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチが9月17日に行われ、挑戦者のサウル・“カネロ”・アルバレスが王者のリアム・スミスを9回TKOで下し王座を奪取した。

WBC世界ミドル級王座を返上し、本来の階級に戻ってきたアルバレス。試合巧者のスミス相手に一発のパワーで主導権を握ると、第7ラウンドに左ボディから右のコンビネーションでダウンを奪う。ボディが効いたスミスは8回にも腹を叩かれダウン。

アルバレスは第9ラウンドにロープを背負わされるも、再び強烈な左ボディでダウンを奪い、試合をストップさせた。

ゲンナジー・ゴロフキンとの統一戦が期待されるなか、タイトルを返上し階級も下げたアルバレスには、「ゴロフキンから逃げたのではないか」との声もあった。

だが改めて強さを証明しベルトを獲得したことで、「カネロ、強い!!!ボディーアッパーで、スミス悶絶!!!」「素晴らしい。カネロ素晴らしい」「ボディ打たれるたびに歯を食いしばっていたが、さすがにこれは我慢できなかった」「カネロのボディ一閃。死ぬわこんなん」などボクシングファンからも絶賛の声が多い。

試合後のインタビューでアルバレスは、「私は誰も恐れてはいない」と世間の噂を否定。ファンが望むビッグマッチ実現に意欲を見せ、「私はそのために生まれてきた」と5万人の大観衆を煽った。

サウル・カネロ・アルバレス(左)対リアム・スミス(2016年9月17日)(c) Getty Images

サウル・カネロ・アルバレス(左)対リアム・スミス(2016年9月17日)(c) Getty Images