ドミニク・ティーム(オーストリア)は「全豪オープン」決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)との死闘を繰り広げた。ティームの総資産について、英Express紙が報じている。ティームは「全豪オープン」で決勝まで進み、テニス界のトップへの道を着実…
ドミニク・ティーム(オーストリア)は「全豪オープン」決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)との死闘を繰り広げた。ティームの総資産について、英Express紙が報じている。
ティームは「全豪オープン」で決勝まで進み、テニス界のトップへの道を着実に進んだ。26歳のティームはここ数年、ビッグ3の誰かがいつか手放すことになる王座に近づいてきているように見える。
8度目の「全豪オープン」王者となったジョコビッチとティームの対決では、最終的な結果がどうなろうとも、ティームは莫大な額の賞金を手に入れることになっていた。ティームがキャリアを通してどのくらい稼いできて、今総資産がどれぐらいあるのか、見ていこう。
ティームの総資産
ウェブメディア Essentially Sportsによると、ティームの純資産は現在のところ1290万ポンド(約18億3442万円)。これは、彼が優勝した16大会で獲得したものを含む賞金を踏まえた金額である。
さらに、ティームの収入は数々のCM出演料により増えており、多くのスポーツスター選手と同じ手法で資産を増やしている。3度のグランドスラムファイナリストとなった彼は、アディダス、バボラ、オーストリア銀行、起亜自動車、ロレックスとタイアップをしている。テニス選手の市場価値は、テニスで成功すれば増加の一途なのだ。
ティームの発言
ティームはいつかグランドスラム準優勝者の肩書を、優勝者に変えたいことだろう。彼は、メジャー大会でのジョコビッチ、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)の独占状態が幕を閉じるのもそう遠くないと信じている。
「僕たちはすでに、彼らにたくさん挑戦してきたよ。そして、マスターズ1000大会や“Nitto ATPファイナルズ”では彼らを打ち破っている。僕たちが制覇しなければならない最後のステージはグランドスラムだ。2020年には新たなグランドスラム王者を見ることになると本当に思っている」
ティームは、ステファノス・チチパス(ギリシャ)やアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らとともに、ビッグ3に取って代わろうと戦いを続けている。
※為替レートは2020年2月7日現在
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」でのティーム
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)