今季、サイ・ヤング賞候補にも名前が上がっている田中将大投手が、地元メディアからヤンキースで2番目に価値のある選手に選出されている。■米メディアがトップ20を選出、「ヤンキースで最も価値がある選手は誰?」 今季、サイ・ヤング賞候補にも名前が上…

今季、サイ・ヤング賞候補にも名前が上がっている田中将大投手が、地元メディアからヤンキースで2番目に価値のある選手に選出されている。

■米メディアがトップ20を選出、「ヤンキースで最も価値がある選手は誰?」

 今季、サイ・ヤング賞候補にも名前が上がっている田中将大投手が、地元メディアからヤンキースで2番目に価値のある選手に選出されている。

 メジャー3年目の田中は、ここまで30試合登板で13勝4敗、リーグトップの防御率2.97をマーク。開幕から先発ローテを守り、投球回は193回2/3と自身初の200イニング到達も確実となっている。トレード期限までに主力を大量放出したヤンキースがプレーオフ進出争いにとどまっていられる理由は、田中がエースとしての役割を果たしているからだとする声が多い。

 米スポーツサイトの「ファンサイデッド」では、「ニューヨーク・ヤンキースで最も価値のある選手、TOP20」と題した特集を掲載。記事では「ニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは近年、トレードに意欲的だ。ブライアン・キャッシュマンGMは球界で最も若い才能たちを手中に収めている。今冬のトレード市場では目玉になるであろう選手ばかりだ」として「ストーブ・リーグを目前にした今、ヤンキースで最も価値がある選手は誰だろう」と20人の選手を選出している。

 唯一、田中よりも「価値がある」と評価されたのは、ルーキー捕手のゲーリー・サンチェス。捕手でありながら、ここまで40試合出場で打率318、15本塁打、29打点と圧巻の打撃を見せ、メジャーの話題をさらってきた。

 寸評では「最もエキサイティングなパワーヒッターの一人。加えて、彼は最も大変なポジションを任されている」と絶賛。田中とのコンビもよく、今のヤンキースで最も頼りになる選手の1人だ。

■周囲からの信頼厚い田中、「27歳のエース獲得には大金が必要」

 そして、2位に田中が登場する。超大型契約で名門球団に加入した右腕だが、今季は年俸に見合った活躍を見せており、周囲からの信頼も厚い。寸評では「契約破棄の権利と肘の故障もあるが、27歳のエース獲得には大金が必要だろう」と指摘。1年目に右肘靭帯部分断裂で長期離脱し、来季終了後には契約を破棄してFAになれる権利を持っている右腕だが、それらを考慮しても貴重な存在だとしている。

 田中の下には、若手有望株の名前が並んでいる。

3、ディディ・グレゴリウス(内野手)

4、デリン・ベタンセス(投手)

5、ルイス・セベリーノ(投手)

6、クリント・フレイザー(外野手)

7、アーロン・ジャッジ(外野手)

8、マイケル・ピネダ(投手)

9、グレイバー・トーレス(内野手)

10、ブレーク・ラサーフォード(外野手)

11、ユストゥス・シェフィールド(投手)

12、ホルヘ・マテオ(内野手)

13、チャンス・アダムス(投手)

14、スターリン・カストロ(内野手)

15、チェイス・ヘッドリー(内野手)

16、ブレット・ガードナー(外野手)

17、ミゲル・アンドゥハル(内野手)

18、ディロン・テイト(投手)

19、ルイス・セッサ(投手)

20、ドミンゴ・アゼヴェド(投手)