6日、ナイキは、4年に一度のスポーツの祭典に参加するアスリートたちのための画期的なイノベーションを発表した。ナイキインクの社長兼CEOのジョン・ドナホーは「ナイキではスポーツ最大の舞台を、世界に向けて何が実現可能なのかを見せられる最大の機会…
6日、ナイキは、4年に一度のスポーツの祭典に参加するアスリートたちのための画期的なイノベーションを発表した。
ナイキインクの社長兼CEOのジョン・ドナホーは「ナイキではスポーツ最大の舞台を、世界に向けて何が実現可能なのかを見せられる最大の機会であると考えています。大事なことは記録だけではありません。スポーツの未来が危機にさらされています。東京において、私たちは画期的な技術により世界最高のアスリートたちが、新しいレベルのパフォーマンスを発揮するためのサポートをする一方、急激な変化を見せる気象状況の中で、全てのアスリートたちが直面する問題の解決案も紹介します」と話し、自信をみせた。
さらに、男女マラソン世界新記録などをサポートした厚底シューズの次世代モデル「エアズームアルファフライネクスト%」を発表している。
新モデルは3月1日の東京マラソンでの日本デビューが予想され、日本記録保持者の大迫傑や前日本記録保持者の設楽悠太、井上大仁らが使用する可能性が高く、その噂が世界各国で囁かれている。
五輪切符を得るには大迫の日本記録2時間5分50秒を上回ることが必要。設楽悠は18年大会で2時間6分11秒の当時日本新を樹立しているため、記録の出やすい平坦なコースでどんな走りをみせるのか?注目がかかる。
文/スポーツブル編集部
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「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」新モデルについてのNIKE社コメント
エリウド・キプチョゲが去年10月に、ウィーンでマラソン2時間の壁を破ったのは、ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%の試作品を履いての究極の試走でした。2020年夏に正式にデビューするナイキ最新のレース用シューズは、2つの新しいナイキ ズーム エア ポッドを搭載し、フォームを増量、新しくなったカーボン ファイバー プレートと、通気性に大変優れたアッパーを採用し、これまで以上のクッション性とランニング効率の高さを提供します。