「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/予選9月17~19日、本戦9月19~25日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート)に出場するバーボラ・ストリコバ(チェコ)と大坂なおみ(日本)が18日、イベントに参加し…

 「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/予選9月17~19日、本戦9月19~25日/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート)に出場するバーボラ・ストリコバ(チェコ)と大坂なおみ(日本)が18日、イベントに参加した。

 このイベントは、東京都および公益財団法人東京都体育協会が行う「スポーツを通じた被災地支援事業」に大会が協力したもので、青森、岩手、宮城、福島の各県より親子15組30人(合計60組120人)を招待した事業の一環として行われた。

 Q&Aコーナーで、「大会中にどんなドリンクを飲んでいるの?」と子供に質問されたストリコバは、「ものすごくたくさんの水と、専用ドリンク」と答えつつ、「私の荷物が成田空港に届かなくて、ドリンクはまだ手元にないの。今、着ているウェアもコーチに借りたものなのよ」と来日早々、アクシデントに見舞われていることを明かした。

 大坂はサービスの最高速度を質問され、「たぶん、(時速)205kmだったと思う」と答え、サービスのコツについては「力をためる下半身が大事なので、そこを鍛えている。でも、狙ったコースにしっかりコントロールすることのほうが大事よ」とアドバイスを送った。

 ストリコバは、明日19日に行われる予選決勝の勝者と、明後日以降に1回戦を戦う。また、大坂は19日午後に土居美咲(ミキハウス)との1回戦を迎える予定だ。

(テニスマガジン/編集部◎池田晋)