プロ野球は18日、各地で5試合が行われた。セ・リーグでは、DeNAが広島に6-3でサヨナラ勝利。5回までノーヒットに抑えられながら、6回に桑原の初ヒット、エリアンのタイムリー、ロペスの2ランと3連打で逆転。■中日小笠原プロ2勝目、燕バレが日…

プロ野球は18日、各地で5試合が行われた。セ・リーグでは、DeNAが広島に6-3でサヨナラ勝利。5回までノーヒットに抑えられながら、6回に桑原の初ヒット、エリアンのタイムリー、ロペスの2ランと3連打で逆転。

■中日小笠原プロ2勝目、燕バレが日米通算200号、西武本田はホロ苦デビュー

 プロ野球は18日、各地で5試合が行われた。セ・リーグでは、DeNAが広島に6-3でサヨナラ勝利。5回までノーヒットに抑えられながら、6回に桑原の初ヒット、エリアンのタイムリー、ロペスの2ランと3連打で逆転。9回に守護神・山崎康が同点に追いつかれるも、延長10回にロペスがサヨナラ3ランを放ち、劇的な結末で大きな1勝をつかんだ。CSへのクリンチナンバーは「1」。19日の試合に勝てば球団史上初のCS進出が決まる。広島はシーズン途中に獲得したデラバーがデビュー。最速152キロを計測するなど、7回の1イニングを無安打2奪三振と好投した。

 中日は敵地でヤクルトに8-1で快勝。ドラフト1位ルーキー小笠原が6回2/3を6四球も4安打無失点6奪三振に抑えて、プロ2勝目(5敗)を挙げた。打線は福田が3打点、高橋と藤井が2打点を挙げた。ヤクルトは先発・山中が7回途中4失点で、打線も援護できず。8回にバレンティンに日米通算200本塁打が飛び出すも、反撃はこの1点のみに終わった。19日にもCS進出が消滅する。

 パ・リーグは、首位ソフトバンクがオリックスに連勝。初回に内川の適時打と相手エラーなどで3点を先制すると、その後も松田の2本塁打などが飛び出し、打線が8得点を挙げた。5月31日以来の先発となったバンデンハークは6回2失点にまとめる好投で勝利投手に。オリックスは糸井の17号、園部のプロ初本塁打が飛び出すも、及ばなかった。

 日本ハムはロッテに4-2で逆転勝ち。天敵・涌井に対して、同点の3回1死一、二塁で大谷が勝ち越しタイムリー。4回には先頭レアードのリーグトップ37号ソロなど2点を奪った。涌井には13年8月7日から5連敗中だったが、9安打で4得点をもぎ取った。先発・高梨は6回3安打1失点で自身9連勝。初の2桁10勝目を挙げ、プロ3年目での新人王獲得へ大きくアピールした。2連勝で2カードぶり勝ち越しも、首位ソフトバンクとは0.5ゲーム差のままとなっている。

 楽天は西武に快勝。2回に島内の犠飛、足立のタイムリーで2点を先制すると、3回にも銀次、茂木の連続タイムリーで2得点。6回にはペレスの3ランが飛び出すなど、10点を奪った。投げては先発・安楽が8回7安打1失点の好投で今季2勝目。西武はサッカー日本代表MFと同姓同名のドラ6本田圭佑がデビューも、3回途中4失点で初黒星とほろ苦い結果に。打線は終盤に中村、金子のタイムリーで2点を奪うのがやっとだった。

【セ・リーグ】
◇DeNA 6x-3 広島(横浜)
勝 田中(4勝3敗)
敗 大瀬良(3勝1敗)
HR【D】ロペス28、29号

◇ヤクルト 1-8 中日(神宮)
勝 小笠原(2勝5敗)
敗 山中(6勝12敗)
HR【ヤ】バレンティン31号【中】福田9号、ビシエド22号

【パ・リーグ】
◇ソフトバンク 8-5 オリックス(ヤフオクドーム)
勝 バンデンハーク(7勝1敗)
敗 山田(1勝7敗)
HR【ソ】松田25、26号【オ】園部1号、糸井17号

◇日本ハム 4-2 ロッテ(札幌ドーム)
勝 高梨(10勝2敗)
敗 涌井(10勝7敗)
S 吉川(7勝5敗)
HR【日】レアード37号

◇西武 2-10 楽天(西武プリンス)
勝 安楽(2勝5敗)
敗 本田(0勝1敗)
HR【楽】ペレス5号