「橋本総業 ジャパンウイメンズオープン」(WTAインターナショナル/9月12~18日/東京・有明テニスの森/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)がカテリーナ・シニアコバ(チェ…

 「橋本総業 ジャパンウイメンズオープン」(WTAインターナショナル/9月12~18日/東京・有明テニスの森/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードのクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)がカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を3-6 6-4 6-4で下し、初のツアー・タイトルを獲得した。  マクヘイルは、最終ゲームを含め、相手のサービスを7度ブレークして勝利をもぎ取った。やはり、初のツアー・タイトルを狙っていたシニアコバは、第1セットを先取して幸先のいいスタートを切り、第2セットでも4-2とリードしたが、奮起したマクヘイルが8ゲームを連取して主導権を奪った時間帯に、抵抗してそのリードを守りきることができなかった。  初優勝に大喜びのマクヘイルは「トロフィーを下ろしたくないくらいよ。ずっと掲げ続けていたいわ」という言葉で喜びを表現。「もう何年もこの大会に出場し続けてきたけれど、本当に大好きな大会なの」と話した。

 この試合は、24歳のマクヘイルにとってキャリア2度目の決勝だった。彼女は2014年のアカプルコでも決勝に進出していたが、そこではドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に敗れていた。  一方、7月のバスタッドでも決勝に進出していたシニアコバは、第3セットで2-5から巻き返し、試合の終盤を白熱させた。

 「この2度目の決勝で、また敗れてしまい、私にとっては本当に辛いことだわ。だから、今は少し悲しい。だけど、クリスティーナは本当にいいプレーをしたから、彼女におめでとうと言いたい」とシニアコバは言った。(C)AP