カナダ・ケベックシティで開催されている「国立銀行カップ」(WTAインターナショナル/9月12~18日/賞金22万6750ドル)の女子シングルス準決勝で、フランスの若手、オセアン・ドダンがジュリア・ボズラップ(アメリカ)を6-4 3-6 …

 カナダ・ケベックシティで開催されている「国立銀行カップ」(WTAインターナショナル/9月12~18日/賞金22万6750ドル)の女子シングルス準決勝で、フランスの若手、オセアン・ドダンがジュリア・ボズラップ(アメリカ)を6-4 3-6 6-2で下し、決勝に進出した。

 「これは私にとって初めての決勝。初の決勝進出を本当にうれしく思う。ここケベックはまるでフランスのようなので、そのことも大いに助けとなっている」と試合後、19歳のドダンは初々しく喜びを表現した。

 細身だが、身長183cmの体から繰り出すサービスと、アグレッシブなハードヒットプレーを信条とするドダンは、また「父(コーチのフレデリク・ドダン)は常にアグレッシブにプレーしなければならないと私に言っている。でも、ときどきナーバスになると攻撃性を失ってしまうことがあるの。スタンドの父を見上げ、父が『行け! 攻撃するんだ!』とでもいうようなジェスチャーをしているのを目にすると、それが助けになり、集中し続けることができるわ」と話した。

 もうひとつの準決勝では、ローレン・デービス(アメリカ)がテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-3 6-7(2) 6-2で下して、決勝に駒を進めた。デービスは、厳しい試合だったと認めたあとに、「今週のプレーには満足している。体調もよく、プレーを楽しんでいるわ。それがもっとも重要なこと」と話した。(C)AP(テニスマガジン)