2日、ATPツアーの下部大会にあたる「ATPチャレンジャー バーニー」男子シングルス決勝で、世界110位のダニエル太郎(日本/エイブル)が世界167位のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-2、…

2日、ATPツアーの下部大会にあたる「ATPチャレンジャー バーニー」男子シングルス決勝で、世界110位のダニエル太郎(日本/エイブル)が世界167位のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-2、6-2で破り、優勝を飾った。ダニエルの優勝は、「ATP250 イスタンブール」以来約2年ぶりとなる。

ダニエルは2018年5月の「ATP250 イスタンブール」で日本人男子4人目のツアー優勝という快挙を飾り、同年8月にはキャリアハイとなる世界64位を記録。しかし翌年優勝したポイントが失効すると、トップ100から落ちた。それでも昨年の「楽天ジャパンオープン」ではベスト8へ進出。今回チャレンジャー大会で優勝し、また上昇する足掛かりを作った。

ダニエルは優勝後、Twitterを更新。「バーニー優勝しました!2年ぶりの優勝!!猛風の中でも集中崩れず冷静にできました。明日早朝にインドのプネに向かいます!スポンサーとファンの皆さんいつもサポートありがとうございます!」と綴っている。

またその後にも「今日のトロフィー。Real trophy of the week」と書きながら皿いっぱいの牡蠣の写真をアップし、喜びを表現していた。ちなみに実際のトロフィーも少し変わった形をしていた。

ダニエルの次戦は3日開幕の「ATP250 プネ」を予定しており、1回戦で世界267位のSasikumar Mukund(インド)と対戦する。また同大会には、世界91位の杉田祐一(日本/三菱電機)も第5シードとして出場し、1回戦で世界114位のトーマス・ファビアーノ(イタリア)と対戦する予定。

(テニスデイリー編集部)

※世界ランキングは2020年1月20日時点

※写真は2019年「楽天ジャパンオープン」でのダニエル太郎