2日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第5シード…

2日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が対戦する。試合は、日本時間17時30分以降に開始予定。

過去の対戦成績はジョコビッチが6勝4敗と勝ち越しているが、現在2連敗中。そのうち1つは昨年イギリス・ロンドンで行われた「Nitto ATPファイナルズ」で、ハードコートでの試合だ。

同大会8度目の優勝を目指すジョコビッチは、準決勝でロジャー・フェデラー(スイス)との50度目の戦いを制しての勝ち上がり。一方、ティームは、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を、準決勝ではアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を撃破し、初の同大会決勝進出を果たした。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、ジョコビッチは決勝の相手ティームについて「ドミニクは、直近ロンドンで対戦した試合で勝っています。彼は準々決勝でラファとすごい試合をしました」「間違いなく世界最高の選手の一人です。彼はここにいるに相応しい」と話した。

一方、グランドスラムでは2018年と2019年の「全仏オープン」に続き、通算3度目の決勝に臨む26歳ティームは、準決勝後のオンコートインタビューで次のように語った。

「ジョコビッチは"全豪オープン"のキングと呼ばれるほど立派な成績を誇っているから、冷静にできるかどうかわからない。でも全力は尽くす。勝つためにやれることは全部やる。敗者としてコートを離れるかどうかは分からないが、決勝を楽しみにしているよ」

なお、男子シングルスで新しいグランドスラム王者が誕生したのは、2014年9月の「全米オープン」を制したマリン・チリッチ(クロアチア)が最後だ。

ジョコビッチが同大会2年連続8度目の優勝を果たすか。それともティームがそれを阻み、久しぶりに新王者が誕生するか、注目が集まる。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ(左)とティーム(右)

(Getty Images)