「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が世界32位のガル…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第14シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が世界32位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦。ケニンが第1セットを4-6で落とした。

両者は2019年の「チャイナ・オープン」で過去1度だけ対戦しており、その時はケニンがフルセットの末に勝利している。まだ21歳のケニンは、これが初めてのグランドスラム決勝となる。対するムグルッサは元世界1位でグランドスラムのタイトルを2つ獲得している。ケニンが自身初のグランドスラムタイトルを獲得するか、それともムグルッサがハードコートで初のグランドスラムタイトルを獲得するか。注目が集まる。

第1セットはケニンのサービスゲームから始まった。第3ゲームでデュースの末にブレークポイントを握られたケニン。なんとかしのごうとするが、3度目のブレークポイントをしのぐことができず、ブレークを喫してしまう。

追いつきたいケニンは、第4、第6ゲームでどちらもデュースまで追い上げたが、ムグルッサにしのがれた。

それどころか、第7ゲームで0-40とピンチを迎えてしまう。しかし、これ以上ブレークさせまいとするケニンが合計4本のブレークポイントをしのいでキープした。

続く第8ゲーム、ムグルッサのダブルフォルトによって15-40とブレークバックのチャンスをつかんだケニン。ここでムグルッサがまたもダブルフォルトをし、ケニンがブレークバックする。ところが、直後にまたもブレークを喫し、1ブレークダウンに戻されてしまう。

そして第10ゲーム、ムグルッサのサービング・フォー・ザ・セットで、ファーストポイントを奪いながらもブレークすることができなかったケニンは、4-6で第1セットを落とした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのケニン

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)