「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第7シード…
「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。ティームが第3セットを7-6(3)で奪い、初の決勝まであと1セットに迫った。
セットカウント1-1で迎えた第3セットはズベレフのサービスゲームからスタート。第1ゲームを終えたところで、会場内のライトが1つ消えてしまったということで試合が一時中断。約7分後に再開された。
第3ゲームでティームが0-40と大きなチャンスを迎える。2本しのがれたが、続くプレーで激しいラリーを制しブレークに成功。第2セットと同様に先行した。
第4ゲームでデュースの末にブレークポイントを握られたティーム。しかしここはなんとかしのいでキープし、リードを保つ。
今度は第5ゲームでティームがデュースからブレークポイントを握った。激しいラリーが繰り広げられたがブレークすることができず、リードを広げることができなかった。
すると第6ゲームでまたも15-40とされ、ピンチを迎えたティーム。一旦はしのいでデュースに持ち込むが、そこでブレークバックを喫し、ゲームカウント3-3のイーブンに戻された。
そこからお互いにサービスゲームをキープし合う。
第9ゲームでティームが30-30とポイントリードをした場面。ズベレフがサービスエースを決めたと思いきや、判定はフォルト。ズベレフはチャレンジの権利を全て使い切っており、判定を確認することができない。思わず主審に「どう見ても入っていただろう」とアピールするズベレフだったが、判定はもちろん覆らない。しかし、この後のセカンドサーブでエースを決めると、もう一本エースを決めてこのゲームをキープ。ティームはチャンスを作ることができなかった。
そしてこのセットはタイブレークへ。ティームは最初の3ポイントを連取すると、そのリードを守り切って勝利まであと1セットに迫った。
試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」でのティーム
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)