広島の丸佳浩が17日の中日戦(マツダスタジアム)で8回に2ラン本塁打を放ち、自身初のシーズン20本塁打に到達した。左翼フェンスぎりぎりの打球を観客がキャッチし、ビデオ判定での一発になったが、自身の失策もあり、試合後の表情は冴えなかった。■5…
広島の丸佳浩が17日の中日戦(マツダスタジアム)で8回に2ラン本塁打を放ち、自身初のシーズン20本塁打に到達した。左翼フェンスぎりぎりの打球を観客がキャッチし、ビデオ判定での一発になったが、自身の失策もあり、試合後の表情は冴えなかった。
■5回の守備で打球を後逸「ああいうプレーは良くない」と猛省
広島の丸佳浩が17日の中日戦(マツダスタジアム)で8回に2ラン本塁打を放ち、自身初のシーズン20本塁打に到達した。左翼フェンスぎりぎりの打球を観客がキャッチし、ビデオ判定での一発になったが、自身の失策もあり、試合後の表情は冴えなかった。
2回の攻撃では、新井の二塁打で本塁に突入し、いったんはセーフとなったが、ビデオ判定で覆ってアウトになった。5回の守備では、センター前ヒットとなったゴロの打球を後逸して三塁まで進塁を許し、その後の3失点につながった。
本塁打で自身初の20号に到達し、打点も90となったが、「打点が多いに越したことはないが、前のバッターのおかげでもある」と喜びもそこそこ。「バッティングの内容が良くても、守備で足を引っ張ってしまったら意味がない」と、失策を猛省した。
「今日は変に気負うことなくいけた」と本塁打を喜びながらも、「今年のチームは、投手を中心とした守りの野球をやっているのに、ああいうプレーは良くない」と、最後まで守備での失敗に対して反省しきりだった。
大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo