17日の中日戦に先発した広島のヘーゲンズが、5回5失点と試合を作れず、今季5敗目を喫した。前半戦はリリーフとしてフル回転し、後半は先発に転向して奮闘中。「今日は全体的に疲れが出てしまった」と疲労の色を隠せない様子だった。■前半戦はリリーフ、…
17日の中日戦に先発した広島のヘーゲンズが、5回5失点と試合を作れず、今季5敗目を喫した。前半戦はリリーフとしてフル回転し、後半は先発に転向して奮闘中。「今日は全体的に疲れが出てしまった」と疲労の色を隠せない様子だった。
■前半戦はリリーフ、後半戦は先発としてフル回転 疲労回復も考慮
17日の中日戦に先発した広島のヘーゲンズが、5回5失点と試合を作れず、今季5敗目を喫した。前半戦はリリーフとしてフル回転し、後半は先発に転向して奮闘中。「今日は全体的に疲れが出てしまった」と疲労の色を隠せない様子だった。
3回までは無失点に抑えたが、4回に四球を挟んだ集中打で2失点し、5回にはセンター丸の失策から3失点と崩れた。ヘーゲンズは「体のキレもなかったし、後半戦になってからは、いつもより早く疲れが来るようになっている」と肩を落とし、「いい球もあったが、今日は主審との相性が悪く、思うようにストライクが取れなかった」と残念そうだった。
これで2試合続けて先発黒星となったが、緒方監督は「エラー絡みの失点もあったし、結果だけでは判断しない。クライマックスシリーズでも先発として考えている」と、先の戦いを見据え、いったん登録抹消して再調整させる方針を明かした。
大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo